2018年02月11日

喰女-クイメ-


2018.Jan.28
☆☆★★★
舞台『真四谷怪談』で、お岩役を演じるスター女優・後藤美雪(柴咲コウ)。美雪の強い推挙により、恋人である俳優・長谷川浩介(市川海老蔵)が伊右衛門役に大抜擢される。さらに、鈴木順(伊藤英明)と、新進女優・朝比奈莉緒(中西美帆)がキャストとして決定する。浮気癖で優柔不断な性格が災いして美雪の付き人の倉田加代子に迫り、朝比奈に手を付けてしまう。伊右衛門のエゴや非道さに傷つくお岩の怨みと恐ろしさを舞台上にうつし出す四谷怪談の世界と、それを演じる男女の愛と欲が渦巻く現実世界。浩之の浮気に気づきながらも彼を受け入れようとする美雪と不貞の限りを尽くす浩介の現状が『四谷怪談』の岩と伊右衛門のそれぞれの役と一致していくことで、次第に二人は役に異常なほどにのめり込んで行き、芝居と現実との区別のつかない狂気の世界へ陥っていく。

柴咲コウもの。『四谷怪談』の劇中の物語と、演じる俳優たちの実生活が交錯していく愛憎の顛末を描く。劇中劇の『四谷怪談』と現実がシンクロするのがキモなんだけど、逆にそれが鬱陶しい。近松作品の映画化で良く用いられた手法ですが、その時は鬱陶しくはなかったので、本作のつくりが拙いのだろうな。怪談か現実かどちらかに絞った方が良かったのでは。台詞の音量が低過ぎたり、映像が暗過ぎて良く聞こえないし見えないな。柴咲さんが綺麗なのが救い。美雪が乱心するビジョンは、浩介の見た幻影だったのですな。
喰女-クイメ-を買って観る
こちらの喰女-クイメ-レビューも参考に
posted by どん at 22:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。