2019年10月12日

ディストラクション・ベイビーズ


2019.Aug.14
☆☆★★★
2011年の愛媛県松山市。両親を早くに亡くし、港町で喧嘩に明け暮れる芦原泰良(柳楽優弥)は、ある日、同居していた弟の将太(村上虹郎)の元から姿を消す。繁華街に現れた泰良は、道行く人々に次々と喧嘩を仕掛ける。高校生の北原裕也(菅田将暉)は泰良に興味を持ち、彼と行動を共にするようになる。泰良と裕也は、商店街で暴力沙汰を起こしつづけ、世間からの注目を集める。2人は自動車を盗み、街を立ち去る。その車に乗っていたキャバクラ嬢の那奈(小松菜奈)は拘束されて、彼らに同行する羽目に。同じ頃、商店街を訪れていた将太は、兄を捜そうとするが、友人たちと仲間割れする。翌日、泰良たちを乗せた車が農村に着く。自分たちがテレビ番組やインターネットで取り上げられて警察に追われている身だと知った裕也は、苛立ちを募らせて、那奈に運転を代わらせる。那奈は、殴り倒された農夫が車の前に横たわっていることを知らず、農夫を轢いてしまう。

路上でいきなり見知らぬ人に殴りかかりストリート・ファイトを繰り返す野獣のような男と、彼の危険なゲームに巻き込まれ狂気に駆られる若者たちの姿を描く。カミュの『異邦人』に通ずるものを感じたね。これといった理由がなく、人間に内在する暴力気質がデフォルメされた感じ。若者にある、言いようのない疼き、苛立ちの表現と言えないことはない。狡猾で世渡り上手な女も本質だね。弱い者を虐げ、自分では然したることもせずに煽る裕也の様なウザい人間も多い。彼が主導権を取ってからブレた感じ。ただ、これを観たから感銘を受けたり、人生を洞察することはない。
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posted by どん at 21:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする