2019年05月31日

T2 トレインスポッティング


2019.Apr.28
☆☆★★★
T2 Trainspotting (2017) on IMDb

スコットランド、エディンバラ。大金を持ち逃げし20年ぶりにオランダからこの地に戻ってきたマーク・レントン(ユアン・マクレガー)。表向きはパブを経営しながら、売春、ゆすりを稼業とするシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)。彼には、ベロニカ(アンジェラ・ネディヤルコーヴァ)という恋人がいる。家族に愛想を尽かされ、孤独に絶望しているスパッド(ユエン・ブレムナー)。刑務所に服役中のベグビー(ロバート・カーライル)。モノ分かりの良い大人になれずに荒んだ人生を疾走する彼らが再会する。マークは、シック・ボーイとスパッドに持ち逃げした借りを返そうとする。シック・ボーイは、その金で売春宿を作ろうとするが、シマを仕切るボスの横やりが入って断念。マークとシック・ボーイは、都市再開発のコンペで適当なプレゼンをするが、採択されてしまう。大金が転がり込んだところに、脱獄してきたベグビーが現れ、金の争奪が始まってしまう。

20年ぶりに故郷に戻った男と、中年になっても相も変わらぬ荒んだ日常を送るかつての仲間たちが再会するが、また金の争奪に陥っていくお話。勢いだけだった前作より、ストーリーがあるし、汚物も少ないので大分観やすい。そもそもマークは何故帰郷したのか、と冷静に疑念を抱いてしまうが。
T2 トレインスポッティングを買って観る
T2 トレインスポッティングを借りて観る
こちらのT2 トレインスポッティングレビューも参考に
posted by どん at 21:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

二十六夜待ち


2019.Apr.28
☆☆☆★★
由美(黒川芽以)は、震災で何もかもを失い、今は福島県いわき市の叔母の工務店に一人身を寄せていた。心に傷を抱える由美は、少しは外に出なければと叔母に促されるように小さな飲み屋で働くことになる。店の名前は小料理屋「杉谷」。店主の杉谷(井浦新)には謎めいたところがあった。彼は、記憶をすべて失い、山の中で発見されたのだ。失踪届も出されていなかったため、彼はどこの誰ともわからない。はっきりしているのは、“手"が料理をしていたことを覚えていることだけ。8年が経ち、今では小さな小料理屋を営むまでになったが、福祉課の木村(諏訪太朗)をはじめ、あたたかな人々に囲まれながらも、彼の心はいつも怯え、自分が何者なのかわからない孤独を抱え込んでいたのだった。傷ついた魂を持つ杉谷と由美。ふたりは、やがて“月"と“波"がおたがいを引き寄せ合うように、その心と体を寄り添い合わせるようになる。由美の杉谷への想いが深くなるにつれ、突然記憶が蘇り、現在が崩壊してしまうことを怖れるようになる。訛りのない杉谷の過去を探るため、2人は意を決して東京を訪れる。

佐伯一麦の『光の闇』中の同名短編が原作。震災で心に傷を負った女と記憶を無くした男が、寄り添うようになるが、記憶を呼び覚ますことを試みるお話。記憶が戻ったら再び失ってしまうのではという怖れを抱きながらのぎこちない恋の展開に目が離せない。黒川さんの控え目なエロさが凄く良いね。
二十六夜待ちを買って観る
二十六夜待ちを借りて観る
こちらの二十六夜待ちレビューも参考に
posted by どん at 22:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

悪戯 いたずら


2019.Apr.28
☆☆★★★
Deed (2013) on IMDb

ドンヒョク(ソ・テファ)は、長年勤めていた仕事を辞めて、久しぶりの休暇を楽しんでいた。ドンヒョクの行きつけのキャバクラ嬢で、生活難に苦しむ女子大生ヨンミ(ソ・ウナ)は、ドンヒョクの妻で大学教授のジュヒ(キム・ヒジョン)の生徒だった。ドンヒョクもヨンミも、ジュヒに繋がるのを知らずに不倫関係になる。ドンヒョクの不倫に気づいたジュヒは、翌年の授業の準備を口実にヨンミを家に呼び込み、3人の共同生活を始める。ドンヒョクは妻のいないときを狙ってヨンミを欲しがり、ヨンミはジュヒに見られていることを知りながらもドンヒョクと寝る。ジュヒは、訴訟に持ち込むため、2人の不倫現場を証拠に残そうとする。その思惑が発覚し、ヨンミは本性を露わにしていく。

教え子が夫と不倫していることを知った女が、3人で同居を始めた結果、崩壊していくお話。不倫現場を押さえるために、不倫相手を自宅に住まわせる考えが怖い。女の情念の根深さが輪をかけて怖い。ヨンミ役がもう少し美形なら、なお良かったのだが。
悪戯 いたずらを買って観る
posted by どん at 22:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする