2017年09月30日

クリープショー


2017.Sep.24
☆☆★★★
【プロローグ】ビリー少年(ジョセフ・キング)は大のホラー・コミック・ファン。だが、父親はくだらんものを見てと言ってコミック雑誌をゴミ箱に捨てる。ビリーが窓に目をやると、そこには骸骨が。雑誌が風にめくられて…。 第1話【父の日】。因業なネイト(ジョン・ローマー)は7年前の父の日に「ケーキを出せ」とわめき、頭に来た娘のベリンダ(ヴィヴェカ・リンドフォース)に殺された。毎年この日になるとべリンダは父の墓を訪ねた。今年は墓から腐乱したネイトが出現し、ベリンダを殺し、親類のハンク(エド・ハリス)、シルヴィア(キャリー・ナイ)に「ケーキを出せ」とわめきつつ迫る。 第2話【草まみれの男】。農家の庭に限石が落下し、それを発見したジョーディ(スティーブン・キング)が、水をかけると限石は2つに割れ、中から緑色のネバネバが。やがて、その緑色のネバネバが家を、ジョディをつつみ、ジョディは自殺する。 第3話【みち潮】リチャード(レスリー・ニールセン)は妻ベッキー(ゲイレン・ロス)の浮気相手ハリー(テッド・ダンソン)を海辺の砂に埋める。海水にのまれるハリー。ハリーの前にベッキーも同じめにあわせていた。やがてペチャペチャと水を含んだ2人の足音が…。 第4話【開封厳禁】。大学教授のヘンリー(ハル・ホルブルック)は悪妻ウィルマ(エイドリアン・バーボー)に悩まされていた。用務員が学校の階段の下に発見した箱の中には怪物が入っていた。学部長のデクスター(フリッツ・ウェーバー)の眼前で用務員が引きずり込まれていった。デクスターから相談されたヘンリーは、ウィルマを言葉巧みに階段に誘いこみ、怪物に食わせてしまう。そして、箱を池に捨てて帰宅。やがて水中で箱から怪物が…。 第5話【クリープショー】。ゴキブリを狂的に憎む悪徳実業家アプトン(E・G・マーシャル)が無菌室でゴキブリの群に襲われる。【エピローグ】。コミック雑誌をひろった清掃夫(トム・サヴィーニ)がめくっているとヴードゥ人形の広告の個所が切り取られている。その頃ビリーはヴードゥ人形に鋭い針を突き刺し、朝食中の父親が苦しむ。

ジョージ・A・ロメロ監督とスティーブン・キングが協力して作った5話のオムニバス・ホラー。オリジナル脚本をスティーヴン・キング、監督をジョージ・A・ロメロ、特殊メイクをトム・サヴィーニなど数多くの著名人が名を連ね、キング本人とその息子ジョー・ヒル、サヴィーニは俳優としても出演。B級感満載の作品。エド・ハリス、レスリー・ニールセン、ハル・ホルブルック他、意外に豪華なキャストを観るのは楽しいものの、35年前の古さを感じざる負えないな。
クリープショーを買って観る
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2017年09月29日

ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠


2017.Sep.24
☆☆★★★
切れ者で有能な地方検事のサム(パトリック・ウィルソン)は、刑事事件が連勝続きで、同僚たちから「上院議員へ立候補を」と言われるようになる。サムは、元弁護士の妻(レナ・ヘディ)と一人息子がいる。亡き母は活動家、義父は大物政治家という背景で、目指すのは大統領。家庭も円満で、何不自由なく暮らしていた。しかし、周囲からのプレッシャーに耐え切れなくなってきていた。ある案件で証人がエスコートガールだったことから、エスコートクラブへ電話し、ホテルで密会してしまう。そこから、次から次へと密会を重ねるようになるサムだったが、FBIが売春摘発の捜査で検事局が捜査対象になっていることを知る。サムをフィーチャーした記事を書こうとしていた記者にも、事実を抑えられてしまい、辞職を決意する。それでも政界を目指す妻は、暴露記事を防ぐため、記者の家を訪ねる。

将来を嘱望されながらもプレッシャーや性欲に負け堕ちていく検事を描く。男の性だな。あの妻なら、癒しを求めに走るのも説得力はある。USの実力者は多かれ少なかれ、不都合を隠蔽し、表面を取り繕っていく感じなんだろうな。『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』のレナ・ヘディだけど、随分劣化してしまったなぁ。
ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠を買って観る
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2017年09月28日

新・夕陽のガンマン/復讐の旅


2017.Sep.23
☆☆☆★★
覆面の盗賊団一味に押し入られ、家族全部を殺害されて以来15年、ビル(ジョン・フィリップ・ロー)は一味に復讐する執念だけで生きて来た。そんなある日、射撃の練習をしている彼の前に、ライアンと名のるガンマン(リー・ヴァン・クリーフ)が現れる。ライアンは、ただビルを感慨深げに見て立ち去っただけだが、ビルは、ライアンが一味と何か関係があるとにらんで彼を追う。ある町についた夜、ビルはライアンを襲撃したが、逆にとり押えられてしまう。町の顔役キャバノーから500ドルで暗殺を頼まれたと白状するビルをライアンは笑って放してやる。そしてビルはこの時、キャバノーが盗賊団の一人であったことを知る。単身キャバノーの下に乗り込んだビルは、キャバノーを射殺したが、その部下たちに取り囲まれてしまう。この時ライアンが現れビルの危急を救う。次のビルの目指す相手は、今は銀行家に治まっているウォルコット。そのウォルコットの前にライアンが現れる。15年前、ウォルコットたちと現金輸送馬車を襲った時の分け前と、一味の罪をかぶって服役した身代金を受けとりに来たのだった。が、ウォルコットはライアンを罠にかけ縛り上げ、その上、銀行強盗の犯人として獄舎にぶち込む。そのライアンを、今度はビルが救う。そしてその足でビルはウォルコット一味をニューメキシコの寒村に追う。そこにはビルの仇敵の全ての顔があった。そのうちの一人をビルは射殺したが、捕えられ生き埋めの刑に処せられる。一味が出動した後、農民に変装したライアンがビルを救ける。そして、村人たちと協力、一味を村から追い出すことになる。すさまじい闘いが展開され、ビルとライアンは次々と一味を倒していく。だが、その闘いの中でビルは、ライアンもまた、復讐すべき一人であることを知る。遂にビルとライアンの対決の時が来た。ビルは弾丸を撃ち尽くしたライアンに弾丸を一個与え、2人は相対する。拳銃を上げようとしないライアンに、ビルの拳銃が火を噴く。が、撃たれたのは、ライアンの背後にいた一味の最後の一人だった。ライアンの掌にはビルの与えた弾丸が握られていた。ビルは暫くライアンを見つめたあと、黙したまま馬に跨り去っていく。

1967年のマカロニ・ウェスタン。幼い頃、覆面盗賊団に家族を目の前で殺された男が、復讐を胸に、15年後、同じ標的を追うガンマンと互いを助けながら敵を倒していくお話。『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』の脚本家ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニの脚本。音楽はエンニオ・モリコーネ。タランティーノに影響を与えた作品とされ、本作の音楽の一部が『キル・ビル』でも使用されている。『七人の侍』的展開に復讐や反目、師弟愛のような要素が加わり面白いね。初老のガンマン、リー・ヴァン・クリーフがクールで渋いわ。モリコーネの楽曲が、イタリア人らしからぬウェスタンそのものです。
新・夕陽のガンマン 復讐の旅を買って観る
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