2016年12月31日

カリフォルニア


2016.Nov.13
☆☆★★★
連続殺人鬼の心理に興味を抱くルポルタージュ作家のブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は、恋人のポルノグラフィックな写真を好んで撮る写真家キャリー(ミシェル・フォーブス)と共に、連続殺人犯の犯行現場を取材しながら憧れの地カリフォルニア州まで旅する計画を思いつく。一方、強盗罪で仮釈放の身であるアーリー(ブラッド・ピット)と、彼を盲目的に愛するアデール(ジュリエット・ルイス)は、保護観察官に見張られながらトレーナー・ハウスの生活を送っていた。ある日、ブライアンたちが大学の褐示板に貼ったカリフォルニアまでの同乗者を求める案内をアーリーが目にし、4人は一緒に旅立つことになる。アーリーとアデールは、どう見ても旅費を払えそうにない貧相な身なりのカップル。育ちや価値観のあまりにも違う2組。キャリーはアーリーの下品で粗暴な振る舞いに嫌悪感を隠せない。だが、ブライアンはアーリーの性格に理解を示し、教養はないが能天気で明るいアデールも場の雰囲気を和ませ、どうにか旅はうまくいくと思われた。しかし、旅を続けるうちに次第にアーリーの本性が明らかになってゆく。あるガソリンスタンドで、アーリーは衝動的に人を殺してしまう。2人に嫌悪感を抱いていたキャリーは、ある晩アデールがふと漏らしたアーリーの過去を聞き、ブライアンに2人を降ろすように懇願する。しかし、ガソリン・スタンドで降ろされると知ったアーリーは、テレビで彼の指名手配が報じられているのを知り狂ったように怒り、店員を殺してしまう。そして泣き叫ぶアデルとともにブライアンとキャリーに銃を突きつけたまま逃走する。ネバダ州の老夫婦の家でまたもや殺人を犯し、老婦人を助けようとするアデールもとうとう殺されてしまう。錯乱状態のアーリーは、キャリーだけ連れて、無人の核実験区域に入っていく。

連統殺人を研究している作家が、恋人と憧れの地“カリフォルニア″に向かう途中で本物の殺人犯を便乗させてしまい、悪夢に見舞われるお話。原題は、『Kalifornia』で、“Killer”に掛けてるらしい。1993年当時は、主演の4人がまだブレイク前。ブラッド・ピットが暴れる割に、今一つ盛り上がらないな。衝動的で計画性がない割に、無軌道ぶりが振り切れてない点が問題なのかな。タランティーノだったらどう撮るだろう、とか思ってしまう。本作がきっかけで、ブラピとジュリエット・ルイスが同棲したらしい。

2016年、最後の投稿になりました。2017年も365本いけるでしょうか…

カリフォルニアを買って観る
こちらのカリフォルニアレビューも参考に
続きを読む
posted by どん at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

潜在殺意


2016.Nov.10
☆☆☆★★
大金持ちのTVプロデューサーである夫トニー(クリストファー・マクドナルド)との結婚生活が、倦怠期に陥っているセクシーな若妻ジョージー(ハリー・ベリー)。夫が浮気をする一方で、彼女もジェイク(クライヴ・オーウェン)という恋人がいる。ある日、2人は夫婦仲の修復のために別荘を訪れる。ジョージーは別荘近くで、コール(ピーター・グリーン)と名乗る男に出会う。成り行きから夫に対する不満を語った彼女は、つい「夫が死ねば…」ともらす。そんな彼女に同情したコールが、何と本当にトニーを殺害してしまう。そしてコールは「金を支払わなければ、お前に依頼されたと言う」と、ジョージーを脅迫し始める。事件を担当するルイス刑事は、アリバイのないジョージーにも疑いの目を向ける。ジョージーは励ましに来たジェイクに真相を話す。ジェイクの元妻ノーラがジョージーの写真を警察に持ち込み、2人は不倫関係にあり、ジェイクが金のためにトニーを殺しジョージーと結婚する計画だと証言。コールは、金を払わなければ次にジェイクを殺すとジョージーへの脅しに拍車がかかる。遺産相続の法的手続きに時間がかかるため金がないジョージーは、宝石類を処分して工面する。トニー殺害に使った銃を取り戻せなかったジョージーは、身の危険を感じ、ジェイクとともに警察に出頭しようとする。

ハル・ベリーもの。夫の殺害容疑をかけられた若妻と彼女に襲いかかる殺人鬼の恐怖を描く。ハル・ベリーなので☆おまけ。当時、既に30歳位なのだが、メジャーになる前。コスプレが楽しめて良いやね。サイコ野郎に追いつめられるのが萌えです。嵌められてるようで、嵌めているとは。かなり際どい綱渡りだな。
潜在殺意を借りて観る
こちらの潜在殺意レビューも参考に
続きを読む
posted by どん at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月29日

ツイステッド


2016.Nov.08
☆☆★★★
ついに憧れのSF市警殺人課捜査官に昇格したジェシカ・シェパード(アシュレイ・ジャッド)は、連続殺人犯として指名手配されていた男を一人で逮捕するという好調なスタートを切る。だが新しい同僚は、ジェシカが女というだけで差別的な視線を投げ掛ける。父親代わりのミルズ本部長(サミュエル・L・ジャクソン)にも見守られてスタートを切った彼女だったが、幼児期のトラウマや過剰なストレス、都会の孤独が酒の量を増やし、しばしば行きずりの男との一夜限りの関係を持ってしまう。捜査官になってから精神鑑定を要請されたジェシカだが、担当のフランク医師(デイヴィッド・ストラザーン)は、彼女の両親が25年前に殺された事件を知っていた。そんな時、水死体が発見される。それはジェシカが、少し前に寝た男だった。第2の殺人事件の被害者も、ジェシカが数日一夜を共にした男。偶然では済まされない事態となり、ジェシカは同僚から犯人扱いされてしまう。新しいパートナーのマイク捜査官(アンディ・ガルシア)や、ミルズ本部長からも注意を受けた。だが第3の被害者として、やはり一度肉体関係を持ったことのある弁護士レイ(D・W・モフェット)が殺害。第一発見者となってしまったジェシカはついに取り調べを受ける。だが、彼女の血液からレイプ・ドラッグが検出され、容疑は最近彼女に接近していたマイクに向けられる。

殺された男たちが自分と関係を持った相手だった上、いつも酔いつぶれて犯行時刻の記憶がないことで、捜査を進めるほどに自分を信用できなくなり追い詰められていく女性捜査官のお話。犯人が意外と言えば意外だし、傑作にもなり得るプロットなんだけど、今一つ盛り上がらないな。犯人の動機が唐突で、説得力も希薄なのだな。当時、アシュレイは36歳位なのだが、魅力が今ひとつ。先日観た『ダブル・ジョパディー』の方がアシュレイ作品としては面白かったな。
ツイステッドを買って観る
ツイステッドを借りて観る
こちらのツイステッドレビューも参考に続きを読む
posted by どん at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする