2015年06月30日

フェイク・クライム


2015.Jun.13
☆☆☆★★
ニューヨーク州バッファローのハイウエイ料金所で深夜働くヘンリー(キアヌ・リーヴス)は、看護師の妻と共に目的もなく漫然と日々を過ごしていた。ある日、高校時代の悪友たちから野球の試合に誘われ、車を銀行の前に停めて待っていたところ、突然ベルが鳴る。知らないうちに彼は強盗の運転手にさせられていたのだ。逮捕されたヘンリーは仲間の事を一言も喋らず、懲役3年の刑に服する。刑務所で同房になったのは詐欺犯のマックス(ジェームズ・カーン)。彼は、ヘンリーに意義ある人生を送るようアドバイスする。1年後、仮釈放されたものの、妻が他人の子を身籠っていることを知って家を去るヘンリー。雪が降る中、強盗のあった銀行の前にぼんやり立っていた彼は、突然クルマにはねられる。あわててクルマから飛び出してきたのは、舞台女優のジュリー(ヴェラ・ファーミガ)。彼女は隣の劇場でチェーホフの『桜の園』の主人公ラネーフスカヤを演じることになっていた。大した傷もなく、ジュリーと知り合ったヘンリーは、劇場と銀行の間に古いトンネルが存在したことを知り、銀行強盗を思いつく。やってもいない銀行強盗で刑務所に入ったのだから、銀行から金を頂いてもいいだろう。やがて刑務所から出所したマックスを巻き込み、劇場から銀行までトンネルを掘る計画を立てる。まず、マックスが劇場のボランティア・マネージャーになる。楽屋で掘るため、マックスは、ヘンリーを劇団員させる。計画は順調に進み、トンネル掘りが開始。だが、ヘンリーは、ジュリーに対する恋心を自覚してゆく。ジュリーもヘンリーとの刺激的な毎日に幸福を覚える。しかし、決行の日が舞台の初日であることを打ち明けると、ジュリーはついてない人生を儚む。決行の日を迎える。

観始めたら以前観たことに気付いた。サスペンス風なジャケットですが、ラブコメですな。ちょっとクラシックですが、粋な展開が好き。目標を持つ人生に目覚めるのは良いが、それが銀行強盗だったり、それを受入れちゃって恋愛が成就していくあたりね。作品中では結構老けて見えるヴェラ・ファーミガですが、撮影当時は30代半ばだったのか。気が強いけど、憎めないかわいさが良い感じ。
フェイク・クライムを買って観る
こちらのフェイク・クライムレビューも参考に
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2015年06月29日

危険なメソッド


2015.Jun.07
☆☆☆★★
1904年。ロシア系ユダヤ人女性ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)が、チューリッヒにある精神病院ブルクヘルツリ(チューリッヒ大学付属病院)へ重度のヒステリー患者として運び込まれた。29歳のユング(マイケル・ファスベンダー)はこの病院で精神科医として働いていた。精神分析学の大家フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)が提唱する“談話療法”に刺激を受けた彼は、受け持ち患者であるザビーナにその斬新な治療法を実践する。間もなくユングは、ザビーナの幼少期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功する。しかし、医師と患者の一線を越えてしまった2人は、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナをめぐるユングの葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせてゆく。ユングは貞淑な妻よりも遥かに魅惑的なザビーナとの“危険なメソッド”に囚われ、欲望と罪悪感の狭間で激しく揺れ動く。

デヴィッド・クローネンバーグ監督なので観る。クローネンバーグ作品は無条件で観ることにしてるのだが、「戦慄の絆」あたりからこれといった作品に当たらないのぉ。本作は、ユングとフロイトの友情と決別の軌跡にザビーナ・シュピールラインという女性患者がからんでいたというお話。絵画の様な映像はとても美しく、フロイトとユングの関係がわかるのですが、内容は浅いのぉ。フロイトは精神分析を科学的に行おうとしてるのに対し、ユングは宗教や神秘主義まで広げて捉えようとしていた、というのは勉強になったのぉ。
危険なメソッドを買って観る
こちらの危険なメソッドレビューも参考に
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2015年06月28日

チャイナ・ムーン


2015.Jun.07
☆☆☆★★
美しい人妻レイチェル(マデリーン・ストウ)は、ふとしたキッカケで刑事カイル(エド・ハリス)と出会い、2人は恋に落ちた。夫ルパートの暴力に悩んでいたレイチェルはある日夫を殺害してしまう。動転したレイチェルはカイルに助けを求める。死体や凶器の銃を隠蔽するのを手伝ったカイルだが、捜査が進むうちに巧妙に彼の単独犯行ということにされていく。取り調べる同僚ディッキー(ベニチオ・デル・トロ)も、彼の不名誉に一様に冷たい。孤立無縁となったカイルだが、捜査中に手に入れたルパートの密会写真から、レイチェルの共犯者に気付く。カイルは、レイチェルに詰めより、共犯者を呼び出す。

「白いドレスの女」を彷彿とさせる作品。「白いドレス〜」が蒸し暑く気だるい雰囲気の中、まとわりつくようなエロさがあったけど、本作は冷たい感じで、エロさがないですな。日本では未公開だったようですが、佳作ではありますね。
チャイナ・ムーン/魔性の女 白い肌に秘められた殺意を買って観る
こちらのチャイナ・ムーン/魔性の女 白い肌に秘められた殺意レビューも参考に続きを読む
posted by どん at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする