2015年03月31日

渋谷


2015.Mar.21
☆☆★★★
駆け出しフリーカメラマンの水澤(綾野剛)は、渋谷の路上で少女たちを撮影して記事を書いていた。だが、編集長の栗山(石田えり)から、彼女たちの上辺だけしか捉えていない、と指摘される。帰宅した水澤が誌上募集で集まった履歴書を眺めていると、その中の一枚が目に止まる。顔写真は漫画の切り抜き、端に青いボールペンで携帯番号と“わたしをさがして”という言葉だけが書かれていた。その番号に電話してみると、少女らしい声が聞こえたものの、会話もなく切られてしまう。夜。水澤が渋谷の街を歩いていると“死んでもいいじゃん!”という叫び声が耳に入る。振り返ると、派手な化粧をした少女(佐津川愛美)が母親(松田美由紀)を突き飛ばし、足早に去っていった。とっさに少女の後を追う水澤。ファッションヘルスで“ユリカ”という名で働いていることを突き止めると、入店して彼女を指名。再会した彼女に母親を突き飛ばした理由を尋ねるが、不快感を露にした彼女から追い出されてしまう。だが、栗山からハッパをかけられ、再び店にユリカを尋ねる。あからさまに嫌な顔をされたものの、母親を怒鳴った理由を知りたいと告げ、今まで誰にも語っていなかった水澤の過去を彼女に明かす。黙って聞いていたユリカは、少しずつ本心を語りだす。翌朝、水澤の携帯に履歴書の少女から電話が入る。“今から会えないか”と尋ねる彼女。だが、自分の居場所がわからないという。水澤は少女からのメールを頼りに、タクシーに乗り込む。到着した場所は人気のない川辺。だが、顔写真を送って欲しいという水澤のメールには返信がなく、結局、少女を発見できないままに終わる。だが翌日、少女から写真が送られてくる。それはユリカだった。

派手で人生を楽しんでいそうな渋谷に生息する少女が、実はアイデンティティを失い、壊れそうな心を抱えていることを掘り下げた作品。少女の心の叫びと、お互いの過去を打ち明け水澤と距離が縮まるところが良いですな。大島優子は「闇金」と重なるイメージで、こういう役柄が多いのかな。
渋谷を買って観る
こちらの渋谷レビューも参考に
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2015年03月30日

七年目の浮気


2015.Mar.21
☆☆★★★
リチャード・シャーマン(トム・イーウェル)は出版社の編集者。中年に近い恐妻家の男だが、避暑に出かける妻ヘレンと息子リッキーを駅で見送り、妻君の口うるさい忠告に閉口してひとりアパートに戻る。ところが彼の部屋の1階上には、部屋主の避暑旅行の留守期間だけ住みこんだテレビに出演している娘(マリリン・モンロー)がいた。その悩ましさを印象づけられたシャーマンは落ちつきをなくし、止むなく出版予定の精神病医ブルベイカー博士の原稿を読み始めた。やがてシャーマンは、自分がもてる妄想の糸をたぐり出し、女秘書モリスから妻の女友達エレンまで、さまざまな女たちに誘惑される想像にふける。と、そこへ妻から長距離電話が。ヘレンは、旧友の作家トム・マッケンジーに会ったと言う。シャーマンの心は穏やかでなくなり、ふとしたきっかけで階上の娘を自室に招くが、現実の世界は妄想のようにはうまく運ばず、彼はことごとにヘマをする。翌朝、出社したシャーマンがブルベイカー博士の原稿を読むと、結婚7年目の男の浮気心を「7年越しのムズムズ」と説明している。自分もちょうど結婚7年目なのでいたく良心を責められるシャーマンだが、妄想は又もや始まる。たまりかねて妻に電話をかけると、マッケンジーとドライヴに出かけたという。アパートに戻ったシャーマンは、階上の娘をさそって映画を観に行く。自分の部屋はクーラーがないので暑くて眠れない、という娘を自分たちの寝室に寝かせ、シャーマンは居間で一夜を明かす。翌朝、又もやノイローゼ的妄想を始めたシャーマンに、娘は昨夜のお礼の接吻をする。そこへマッケンジーが突然訪ねてきた。シャーマンは、ヘレンが離婚する意志を伝えにやって来たと誤解し、トムを殴り倒してヘレンいる避暑地へ急ぐ。

地下鉄の通気口でスカートが浮き上がるシーンで有名な作品。ただ、スチルに比べ、本編は控えめなんですな。天真爛漫なモンローさんの魅力のみで成立してて、作品としてはそれ程良い出来ではないです。「紳士は金髪がお好き」「百万長者と結婚する方法」「ショウほど素敵な商売はない」「お熱いのがお好き」の方がお薦め。
七年目の浮気を買って観る
こちらの七年目の浮気レビューも参考に
posted by どん at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない


2015.Mar.21
☆★★★★
育児を手伝わず、浮気の疑いがあり、自分の稼ぎで妻がいい思いをしていると発言する夫(田山涼成)に失望したアラフォー専業主婦の川島良子(小松みゆき)は、今にも離婚の2文字を口に出してしまいそうになっていた。子供の前では母の顔、旦那の前では妻の顔といつの間にか女の顔を忘れていることに気づいた良子は、占い師の助言でカフェのアルバイトを始める。そこで心の恋人・八幡(河相我聞)と出会い、恋の妄想を膨らませ始める。しかし、夫が会話の端々に八幡の存在をチラつかせるようになり、良子はもしかして見張られているのではないかと不信感を抱く。そんななか、役者である八幡が、自分が出演する舞台に良子を誘う。またしても妄想を膨らませる良子、奔放な友人・美津子(内田春菊)とその夫、姉の娘・まゆ、そして愛すべき子供たちはどうなるのか。

内田春菊の漫画を原作に、自ら監督・脚本・出演した作品。アラフォー専業主婦のモヤモヤですな。エロくないので、それを期待してはいけません。タイトルの意味は、線路の切り替え部分で電車が揺れることを人生のターニングポイントに例えているのですな。
連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれないを買って観る
こちらの連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれないレビューも参考に
posted by どん at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする