2014年10月31日

処刑島 みな殺しの女たち


2014.Oct.18
☆☆★★★
サラ(ケイト・ボスワース)は親友のアビー(ケイティ・アセルトン)とルー(レイク・ベル)の関係を修復するため、思い出の無人島で週末を過ごすことを計画する。最初はギクシャクしていた3人も、当時の思い出がよみがえり、溝は徐々に埋まりつつあった。やがて陽が沈み、誰もいないはずの島に人影を発見する。驚く3人であったが、その人影が幼馴染のヘンリー(ウィル・ブーヴィエ)と彼の友人2人である事が分かると、すっかり安堵し彼らを夕食に招く事にする。夫婦関係が上手くいっていないアビーは、寂しさのあまり酔った勢いでヘンリーを誘惑し、2人で森の中に消えてしまう。森の中では、誘惑されたと思ったヘンリーがアビーに迫るが、アビーは激しく抵抗し誤って彼を殺してしまう。戦場から戻ったばかりの軍人である男たちは復讐のため、女たちを皆殺しにすると言い放ち、わざと女たちを逃がし、まるで狩りでもするかのように、彼女たちを追う。無人島という絶望的な状況の中、果たして彼女たちは“元軍人”たちの手から逃れられることが出来るのか。

プロットは期待をそそるのですが、肝心の攻防がしょぼいですな。元軍人の割に頼りないし、女性陣の作戦も場当たり的だし。ある意味現実的ではありますが。もう少しエロい展開も欲しかったのぉ。アビー役のケイティ・アセルトンがストーリーや監督担当なので、そういうのは嫌だったのかと。サラが主役かと思ってたら、途中からアビーに主導権が渡るのもそういう事情かな。
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2014年10月30日

こわれゆく女


2014.Oct.13
☆☆☆★★
土木作業の現場監督ニック(ピーター・フォーク)とその妻メイベル(ジーナ・ローランズ)。メイベルは家族や友人に対する強い愛情の念をコントロールできない性格だ。ある日、夫婦2人だけで過ごす予定の夜に、突発的な事故でニックが帰宅できなくなったことをきっかけに、メイベルの奇行が目立ち始める。友人に忠告されても、妻の精神異常を認めないニックだったが、自分の愛情がメイベルに伝わらないことに苛立ち、彼女を精神病院に入院させる。半年後、ニックは多くの友人や親族を招き、メイベルの退院を迎えようとする。しかし、メイベルが必死になって自分を抑制しようとしているのに気づき、皆に帰ってもらい、3人の子供たちと夫婦だけで、再会の夜を過ごそうとする。ヒステリー状態になったメイベルと家族たちは自分たちの愛情を激しくぶつけ合う。子供たちを寝かしつけ、夫婦2人きりになったメイベルの顔には、穏やかな笑顔が蘇る。

市井のありふれた家庭の中にある純粋な愛情を探索しようとした作品。とにかくジーナ・ローランズの精神的に不安定な演技が素晴らしいですな。妻本人の気質もあるのでしょうが、妻や子供おもいでありながら癇癪持ちで強迫的な夫にも多くの原因がありそうです。ホラーに匹敵する凄絶なものを観せられた感じ。2.5時間で同じ市井を描いても、こうも違うのですな。
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2014年10月29日

海炭市叙景


2014.Oct.13
☆★★★★
冬の海炭市。造船所に勤める兄妹、颯太(竹原ピストル)と帆波(谷村美月)は、リストラに伴い職を失う。元旦、2人は初日の出を見ようと、なけなしの小銭を持って山に登るが、帰りのロープウェイ代が足りず、颯太だけが歩いて山を下りる。帆波は閉店時間の過ぎた麓の売店の前で、独りで待ち続けるが、颯太はいつまでも帰って来ない…。街の開発のために立ち退きを迫られている老婆・トキ(中里あき)の元に、市役所に勤めるまこと(山中崇)が説得に訪れる。家畜たちと共に昔からこの土地に暮らすトキは、頑として立ち退きに応じない。ある日、トキの飼い猫のグレが姿を消す…。プラネタリウムの職員、隆三(小林薫)の妻(南果歩)は派手な服に身を包んで夜の仕事に出かけてゆく。中学生の息子は口をきかなくなり、夫婦の仲も家庭も冷え切っている…。そのプラネタリウムに通う少年、アキラの父・晴夫(加瀬亮)はガス屋の若社長であり、新規事業として浄水器を扱うがうまくいかない。先代である父から経営の不備をなじられ苛立つ晴夫は、妻・勝子(東野智美)のアキラに対する虐待に気づき、彼女に暴力を振るうが、同級生だった千恵子との不倫を逆に責められる…。路面電車の運転士・達一郎(西堀滋樹)は、運転席から息子の博(三浦誠己)の姿を見かける。東京から晴夫のガス屋に浄水器の営業に来た博は、海炭市の出身だったが、父と会う事を避けていた。故郷のバーの女たち、男たちのやりとりを眺める博…。

函館市をモデルにした「海炭市」の市民を描く5編のオムニバス。谷村美月目当てで観たのですが、単なるご当地映画でした。衰退してゆく街や人々に漂う閉塞感や寂寥感を2.5時間延々と見せられる。映画ならではの展開もないありふれた日常なので、作品自体が閉塞していて正直辛いです。
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