2014年06月30日

二流小説家 シリアリスト


2014.Jun.21
☆☆☆★★
売れない小説家の赤羽一兵(上川隆也)のもとに、連続殺人事件で死刑判決を受けた呉井大悟(武田真治)から、自分の告白本の執筆を頼みたいとの手紙が届く。呉井は自分の熱狂的な信者である3人の女性を取材し、彼女と自分を主人公とした官能小説を書いてくれれば、告白本の出版を許可すると告げた。呉井の弁護人・前田(高橋惠子)は、呉井の死刑執行後なら出版を許可するが、呉井は無実だと言い放つ。一流小説家になりたい赤羽は官能小説の執筆を決意。呉井が指定した女性に順に会い、官能小説を書き上げていく。3人目の女性を訪ね、再訪した際、赤いバラをあしらった頭部のない死体を発見する。嫌な予感に駆られ確認すると、先の2人とも惨殺されていた。その手口は12年前の呉井の手口とまったく同じもの。刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。実は呉井は無実で、真犯人が新たな犯行を始めたのでは、と思われた。赤羽は、被害者の妹・長谷川千夏(片瀬那奈)と真相を追う。

原作は未読ですが、映画からするとミステリー的には並ですね。猟奇連続殺人が復活するとか、呉井の狂気や美意識を熱演した武田真治とか、見所はありますね。ただ、比較的初期の段階で、誰が何を目的に連続殺人を復活させたのかが見えてしまうのが問題。演出や構成の問題だな。弁護士助手の平山あやが捜査に絡むと面白くなった気もするね。
二流小説家 シリアリストを買って観る
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2014年06月29日

アダプテーション


2014.Jun.20
☆☆★★★
「マルコヴィッチの穴」の脚本で大成功を収めたチャーリー・カウフマン(ニコラス・ケイジ)は、スーザン・オーリアン(メリル・ストリープ)の著書の脚色を依頼される。それはフロリダで蘭を不法採集した栽培家のジョン・ラロシュ(クリス・クーパー)を追ったもの。しかしチャーリーは執筆に行き詰まり、ガールフレンドのアメリア(カーラ・シーモア)とも微妙な関係から進展できず、不埒な妄想が膨らむばかり。一方、双子の弟ドナルド(ニコラス・ケイジ、二役)は、ロバート・マッキー(ブライアン・コックス)の脚本家養成セミナーに参加して感銘を受け、あっさり書き上げた脚本が高い評価を受けてしまう。チャーリーは苦々しい思いを爆発させるが、ついに脚本に自らを登場させるアイデアを思いつく。そしてスーザンに会おうと決心するのだが、NYでは後を付回すだけに。やがてドナルドと一緒に、マイアミまで彼女を追いかけていく。そこでスーザンとラロシュの不倫現場を目撃してしまった兄弟は、ラロシュに殺されそうになる。結局ドナルドは自動車事故で死亡。ラロシュはワニに襲われて死亡。なんとか逃げ帰ったチャーリーは、まるでドナルドの人格が融合されたように、アメリアに初めて愛の言葉を告げる。

なんだかな。脚本が書けなくて苦悶している事をそのまま映像化して、脚本家養成セミナーの先生のアドバイス通り、ラストに強引な結末をくっつけただけの作品。それでも映画になっちゃうんだよね、というアイロニーだったら凄いけど。スパイク・ジョーンズやカウフマン凄い、という評論家を鼻で笑ってたりして。マギー・ジレンホールがちょっとしか出てこない。
アダプテーションを買って観る
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2014年06月28日

ドライブ・アングリー


2014.Jun.15
☆☆★★★
凄腕のアウトローのミルトン(ニコラス・ケイジ)は、愛する娘をカルト教団に殺され、復讐と、連れ去られた娘の赤ん坊を救い出すため教祖ヨナ・キング(ビリー・バーク)を追いかけている。同時平行で、FBIを名乗る追跡者(ウィリアム・フィクトナー)が、ミルトンを追跡し、州の警官もまきこみ、ミルトンを撃ち殺せと命ずる。ミルトンは追撃の途中で、ひょんなことから勝気なテキサス美女パイパー(アンバー・ハード)を巻き込み、再び追撃を開始する。ある酒場で、キングの部下の襲撃を受けるが、銃撃戦の末これを撃退。また、追跡者の追撃も、車もろともこれを崖下に転落させる。ミルトンは、次の満月の夜までに赤ん坊を救わねば悪魔崇拝の生贄にされてしまうことを知り、カルト教団の施設に乗り込むが、逆にそこで信者に襲われ、キングに撃ち殺される。パイパーは、キングの女にさせられるためキャンピングカーで教団に連れ去られる。ハイパーは途中で脱走しようと争うが、そのときに死んだはずのミルトンが車に乗って現れ、救い出される。パイパーは生き返ったミルトンをいぶかしく思いながらも、赤ちゃんを取り戻すために協力して、満月の夜の儀式に乗り込む。最後は、死んだはずの追跡者も彼を手助けし、教団を滅ぼし、赤ちゃんを救い出す。瀕死のミルトンは赤ちゃんをパイパーに託し、望みを遂げ、追跡者に連れられ地獄の世界に戻る。

B級なんですが、アクション、エロ、グロ、ユーモアが突き抜けてないので退屈。タランティーノが撮ってたら、と思わずにいられない。ニコラス・ケイジは作品を選ばないのだな。アンバー・ハードってイイ女なんですが、本作では魅力的とは言えませんね。
ドライブ・アングリーを買って観る
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posted by どん at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする