2014年02月28日

テイク・シェルター

テイク・シェルター [DVD] / マイケル・シャノン, ジェシカ・チャステイン (出演); ジェフ・ニコルズ (監督)
2014.Feb.22
☆☆★★★
オハイオ州の工事現場で地盤の掘削作業を仕事としているカーティス(マイケル・シャノン)は、妻サマンサ(ジェシカ・チャステイン)と難聴の障害を持つ娘ハンナ(トーヴァ・スチュワート)と平凡で幸せな生活をしていたが、ある日、巨大な竜巻が街を襲う悪夢にうなされる。悪夢は毎晩続き、竜巻と共に降る油のような黄色い雨、そしてその雨に濡れて理性を失った人々に、自身や娘が襲われるリアルな内容に、彼は次第に脅迫観念に捕らえられ、家の庭に巨大なシェルターを作り始める。彼の常軌を逸した行動に、家族や会社の仲間達は、次第に異常性を感じ始める。カーティス自身も、重度の統合失調症を持つ母の症状が遺伝したのか、悩み続ける。妻の理解を受けられず、仕事を解雇されても、尚、シェルターを作り続ける。そんな時、嵐の警報が発令され、家族でシェルターへ避難する。悪夢で見た巨大竜巻ではなかった。精神治療を受けることにしたカーティスは、家族でビーチへ旅行に行く。

サスペンスやディザスターものではありません。統合失調症の苦悩と何とか理解しようとする家族の絆を描いた作品でした。先日観た「KOTOKO」もそうなんですが、不安定な精神状態を見せられても辛いんですよね。予知かどうかは置いておいて、他の人に見えたり聞こえたりしなくても、見えたり聞こえたりする人には、それが現実であること、そのギャップが怖いのですな。本作にはそういう怖さはありませんが。
テイク・シェルターを買って観る
こちらのテイク・シェルターレビューも参考に
posted by どん at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

7つの贈り物

7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD] / ウィル・スミス, ロザリオ・ドーソン, ウディ・ハレルソン, バリー・ペッパー (出演); ガブリエレ・ムッチーノ (監督)
2014.Feb.22
☆☆☆☆★
海辺の瀟洒な家に住むベン・トーマス(ウィル・スミス)は、過去のある事件により心に傷を抱えていた。ベンは7人の見知らぬ他人を選び、彼らの人生を調べ、ある条件を満たしていれば、彼らの人生を変える贈り物をするという計画を立てていた。候補者の1人、エズラ・ターナー(ウディ・ハレルソン)は盲目のピアニストだが、それだけでは生計が立てられないのでネット販売の会社で働いている。ベンは客を装い苦情の電話を入れ、エズラを口汚く罵る。しかしエズラは礼儀正しく挨拶をして電話を切る。ベンは、たった1人の肉親である弟(マイケル・イーリー)から電話を受ける。ベンが弟の家に泊まったとき、弟の物を持ち帰ったかと尋ねる内容だった。しかしベンは、自分が弟に物をあげたと言う。ベンの子供のころからの親友で弁護士のダン・モリス(バリー・ペッパー)は、ベンの計画を唯一知っていた。ベンが計画の進行具合を尋ねると、ダンは心が決まっていないと答える。ベンは深夜の国税庁で税金滞納者を探す。エミリー・ポーサ(ロザリオ・ドーソン)は心臓病の治療のため借金を抱え、税金も滞納していた。エミリーを訪ねたベンは彼女に不躾な質問をする。しかし毅然と答える彼女にベンは心を動かされる。ベンは一緒に暮らしていた恋人の持ち物を整理すると、家を出てモーテルに泊まる。ベンは、ダンが作成した書類にサインをする。夜中、ベンの携帯電話が鳴る。散歩中に倒れ、救急車で病院に運ばれたエミリーからだった。ベンはエミリーの病室で一夜を明かす。医師は、彼女の余命は長くて6週間だと告げる。エミリーはベンに惹かれ始める。ベンも人間らしい感情を取り戻していくが、エミリーに計画を打ち明けることはできなかった。

タイトルと最初のシーンで、主人公が何を目論んでいるかわかってしまうので、作品としてどう成立させるのかが関心事になってしまった。予想通りには進行するのですが、きっかけの「贖罪」が、「愛する人」と生きる、に変わっていく展開が素敵ですね。こういう捉え方だと、贖罪のきっかけとなった事件が何であるかは、あまり問題ではなくなりますね(説明的に描かれてはいますが)。最愛の女性とピアニストが出会うラストシーンに泣けます。贈り物が7つあったのか、後で数えましょう。
7つの贈り物を借りて観る
7つの贈り物を買って観る
こちらの7つの贈り物レビューも参考に
posted by どん at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月26日

ライアンの娘

ライアンの娘 特別版 [DVD] / ロバート・ミッチャム, サラ・マイルズ, トレヴァー・ハワード, ジョン・ミルズ, レオ・マッカーン (出演); デヴィッド・リーン (監督)
2014.Feb.21
☆☆★★★
20世紀初頭、独立運動が秘かに行なわれているアイルランドの港町。古い因習を嫌う美しい娘ロージー(サラ・マイルズ)は、年の差が離れた教師チャールズ(ロバート・ミッチャム)と結婚式を挙げた。しかし彼に不満足なロージーは、赴任してきたイギリス軍将校のランドルフ(クリストファー・ジョーンズ)と不倫関係を結ぶ。ロージーの不義は続き、姦婦として村人の視線を浴びる。あるとき、武器を陸揚げしていた、イギリスからの独立を望む闘士たちが逮捕されるという事件が起こる。ロージーは密告者の烙印を押され、リンチされてしまう。あくる日、一人海を見つめるランドルフは、自殺して果てる。チャールズのロージーに対する愛は変わらなかったが、破局はとうに来ていた。2人は仲の良い夫婦を装って村を去ろうとしていた。

「戦場にかける橋」「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」で知られるデヴィッド・リーン監督作。傑作の呼び声高いですが、自分には向かなかったですね。アイルランドの自然を捕えた映像は素晴らしいですが、不倫の件が冗長過ぎですね。3時間以上も堪え切れません。不倫を隠れ蓑に、アイルランドの抵抗を描きたかったのかと思ったが、そうでもないようで。
ライアンの娘を買って観る
こちらのライアンの娘レビューも参考に
posted by どん at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする