2014年01月31日

天狗党

天狗党

2014.Jan.19
☆☆☆★★
常陸国の百姓仙太郎(仲代達矢)は、貢租の減免を願い出たことから強訴とみなされ、北条の喜平一家に村から追われた。復讐の念に燃える仙太郎は、芸者お蔦(若尾文子)の世話になりながら、江戸で剣法の修業を積み、博徒となって故郷に向かった。途中、仙太郎は仕置きの自分を助け起してくれた甚伍左親分(中村翫右衛門)に会い、娘お妙(十朱幸代)への伝言を頼まれた。お妙の家では、彼女の父が“天狗党”に加わっているとし、喜平一家の者が暴力をふるっていた。仙太郎は思わず抜刀、その腕の冴えに、偶然立会っていた天狗党水木隊長(神山繁)と隊士加多(加藤剛)は、尊皇攘夷、世直しのために決起する党への参加を説いた。天狗党挙兵の知らせは筑波山麓から全国津々浦々に拡がり、仙太郎の働きは幕府軍の恐怖の的だった。だが、ニセ天狗党の出没で百姓たちの信用を落した天狗党は、それを水戸浪士ながら諸藩連合派に属す吉本(鈴木瑞穂)や甚伍左の策動と睨み、仙太郎を刺客兼、使者井上の護衛役として、江戸行きを命じた。仙太郎は会合の場で、お蔦に出会ったが、落着く間もなく、救いを求める井上の声に吉本を斬った。しかし、この非常手段も天狗党の敗色を挽回するには至らなかった。水木は、天狗党の首脳部武田耕雲斎らを嘆願によって助命さすべく、それまで従ってきた百姓、やくざ、町人らを斬った。それは、士分以外の者がいては単なる暴動とみなされ、全員死罪は免がれ得ないという判断からだった。武士の言を信じた仙太郎もまた粛清のはめに陥入った。

若尾文子もの。1969年、山本薩夫監督作。社会派時代劇といった趣ですかね。「天狗党の乱」とか「元治甲子の変」と言われる史実があり、「安政の大獄」や「桜田門外の変」にも関係していたのですな。農民や町民のために始まったことが、尊王攘夷運動に巻き込まれ、組織としての目的や求心性が崩壊していくわけ。若尾ちゃんは、出番も少なく、斬られてしまい、見所がなく残念。むしろ十朱幸代がフィーチャーされ、主役の仲代達矢や加藤剛など、一つの時代が変わったことを感じさせますね。
posted by どん at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月30日

HK 変態仮面

HK/変態仮面 ノーマル・パック[DVD] / 鈴木亮平, 清水富美加, ムロツヨシ, 安田顕, 佐藤二朗 (出演); 福田雄一 (監督)
2014.Jan.19
☆★★★★
SMクラブ“ソドム”に踏み込んだドMの刑事と、クラブのドSの女王様・魔喜(片瀬那奈)は、一目で恋に落ちて結婚。その間に生まれた色丞狂介(鈴木亮平)は、紅游高校の拳法部に所属する高校生に成長。狂介は同じクラスに転校してきた姫野愛子(清水富美加)に一目惚れ。ところが、銀行強盗に巻き込まれた愛子が人質に取られる事件が発生。愛子を救うため、狂介は覆面で変装して強盗を倒そうとするが、間違えて女性用パンティを被ってしまう。その瞬間、経験したことのないエクスタシーが走り、眠っていた父母のDNAから受け継いだ変態の血が覚醒した彼は、人間の潜在能力を100%引き出した超人“変態仮面”に変身する。登場すれば悪人に笑われ、助けた人には逃げられる、誰からも賞賛されずとも正義を貫くヒーロー。そんな変態仮面に、大金持ちの紅游高校空手部主将、大金玉男(ムロツヨシ)の送り込む刺客が次々と襲い掛かる。さらに、臨時数学教師・戸渡(安田顕)が愛子に接近、2人だけの補習授業を繰り返す。変態行為で世間を騒がせるニセ変態仮面が現れ、変態仮面が闘うが、変態度に勝るニセに敗れてしまう。

超くだらない作品なんですが、徹底し続けているところがある意味凄いのかも。やってることは「スパイダーマン」と結構似ていて、ヒーローとして闘ったり、自分自身や彼女との関係に悩んだりする。サム・ライミ監督の「スパイダーマン」を彷彿とさせるシーンもありますね。中学生位までかな、入り込めるのは。
HK/変態仮面を借りて観る
HK/変態仮面を買って観る
こちらのHK/変態仮面レビューも参考に
posted by どん at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

BODY/ボディ

BODY/ボディ [DVD] / マドンナ, ウィレム・デフォー, ジョー・モンターニャ (出演); ウーリー・エデル (監督)
2014.Jan.19
☆☆★★★
富豪の老人マーシュは、愛人レベッカ(マドンナ)との情事の後、死体で発見。地方検事ギャレット(ジョー・マンティーニャ)は、現場に残された2人の過激な性行為が収録されたヴィデオから、心臓病と知りながら過激なセックスを強いて殺害したと、レベッカを告訴。マーシュの秘書ジョアン(アン・アーチャー)も犯人はレベッカだとほのめかした。レベッカの弁護士フランク(ウィレム・デフォー)は、妻シャロン(ジュリアン・ムーア)と子の順風満帆な家庭を築いていたが、レベッカの無実に疑問を抱きながらも、次第にその魔性の魅力に魅きつけられ、遂にレベッカの住むボートハウスで、激しく愛し合ってしまう。裁判が始まり、フランクは見事にレベッカの弁護をこなしていく。その一方で、2人の関係はますます過激さを増し、フランクの変化に気づいた妻は家を去る。事件の真相を追ううち、フランクはジョアンが被害者の前愛人であり、かつて重度のコカイン中毒だったことを突きとめる。レベッカの元愛人が証言に立ち、彼女を不利な状況に追いつめるが、彼女の涙ながらの告白に打ち負かされる。判決でレベッカは無罪となるが、彼女を信じきれないフランクはボートハウスを訪ね、レベッカと元愛人が仕組んだ殺人であることを偶然耳にしてしまう。フランクと2人は格闘になり、元愛人は被弾で死に、レベッカは窓から落ち、水中に沈んだ。

エロティック・サスペンスで法廷もの。マドンナの肉体が凶器として裁かれちゃうんですな。マドンナの脱ぎっぷりは潔いのですが、それ故かそれ程エロくないです。内容的には、どことなく「氷の微笑」を彷彿とさせますな。映画出演初期のジュリアン・ムーアが見れます。
BODY/ボディを借りて観る
こちらのBODY/ボディレビューも参考に
posted by どん at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする