2013年11月30日

ヒア アフター

ヒア アフター [DVD] / マット・デイモン, セシル・ドゥ・フラン, ブライス・ダラス・ハワード (出演); クリント・イーストウッド (監督)
2013.Nov.16
☆☆☆★★
パリで活躍するジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人と一緒に休暇で訪れていた東南アジアで、津波に遭遇。波に飲まれて生死の境を彷徨ったものの、何とか一命を取り留める。だが、帰国した後も、呼吸が停止した時に見た不思議なビジョンを忘れることができず、仕事が手につかなくなってしまう。しばらく休暇を取ることになったマリーは、自分が見たビジョンが何だったのかを突き止めようと、調査を開始する。一方、サンフランシスコでは、かつて霊能者として活躍したものの、死者との対話に疲れきったジョージ(マット・デイモン)が、過去を隠して工場で働いていた。彼は、人生を変えようと通い始めた料理教室で知り合ったメラニー(ブライス・ダラス・ハワード)に好意を寄せるが、自分の能力が原因で、彼女は彼の前から去ってゆく。そして、ロンドン。母親と双子の兄と一緒に暮らすマーカス(ジョージ・マクラレン/フランキー・マクラレン)は、突然の交通事故で兄を亡くす。薬物中毒の母と別れ、里親に預けられたマーカスは、もう一度兄と話したいと霊能者を訪ね歩くものの、本物の霊能力者には出会えない。だがある日、彼は、ジョージの古いウェブサイトに行き当たる。調査の成果を本に書き上げ、ブックフェアに参加するマリー。すべてから逃げ出して大好きなディケンズの博物館を訪ねるジョージ。2人の行き先はマーカスが暮らすロンドン。そこで3人の人生が交錯する。

クリント・イーストウッド監督作。タイトルの「ヒア アフター」とは「来世」のこと。スピリチュアルなテーマを押し付けがましくなく描いた佳作ですな。全く関係のない3人がどう交錯するかが最大の焦点ですが、そこもさりげないのが良いね。「死」に関わって色々なものを失った者が、理解者を得るとか自立するという形で希望を見出すのですな。
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こちらのヒア アフターレビューも参考に
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2013年11月29日

ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜

ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜 [DVD] / アレクサンダー・フェーリング, ミリアム・シュタイン, モーリッツ・ブライブトロイ, フォルカー・ブルッヒ, ブルクハルト・クラウスナー (出演); フィリップ・シュテルツェル (監督)
2013.Nov.14
☆☆☆★★
1772年、ドイツ。23歳のゲーテ(アレクサンダー・フェーリング)は法律を学んでいたが、作家になることを夢見ていた。だが、法学の博士号の試験には落第、作家の才能も認められず、父親に命じられて田舎町の裁判所で実習生として働くことになる。ある日ゲーテは、友人と出かけた舞踏会で、酔った若い女とぶつかり、服にワインをかけられる。ガサツな女だと怒るゲーテだが、礼拝堂のミサで歌う別人のように気高く美しい彼女を見て、心を奪われる。彼女の名はシャルロッテ(ミリアム・シュタイン)。二人はたちまち恋におち、ロッテはゲーテの文才の〈最初の発見者〉となる。だが、ロッテには父親が決めた結婚話が進んでいた。母親の死後大家族を養うために裕福な相手との婚約を承諾するロッテ。真実を知り、打ちのめされるゲーテ。さらに人妻に失恋した友人の自殺が、ゲーテを追いつめる。だが、絶望の果てにゲーテが握ったのは、拳銃ではなくペンだった。ゲーテは猛然と小説を書き上げ、ロッテに贈る。ウェルテルと名付けた自らの分身とロッテの、胸を締めつける恋の物語を。

史実とは異なるらしいのですが、ゲーテを題材としたラブ・ストーリーとして良くできてますね。ゲーテと出会う前に既に婚約していたとか、イェルーザレムの自殺がゲーテの眼前ではないとか、収監中に『若きウェルテルの悩み』を書いたのではないとか、ロッテが出版社に持ち込んだんじゃないとか、こういった史実と異なる部分が一つの作品としてドラマ性を向上させてるとは言えますね。当時の雰囲気が伝わり、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ナポレオンがいたのだと思うとワクワクしますな。
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こちらのゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜レビューも参考に
posted by どん at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

友情 friendship

友情 〜Friendship〜【DVD】 / 三船美佳, 柳葉敏郎, 平田満, 麻生祐未, 松村達雄 (出演); 和泉聖治 (監督)
2013.Nov.12
☆☆★★★
父(平田満)の転勤で、北海道から東京へ引っ越してきた14歳の少女・あゆみ(三船美佳)は、急性リンパ性白血病という難病に冒され、入院を余儀なくされる。生来明るい性格の彼女は、周囲を心配させないように笑顔を振りまこうと努めるが、薬の副作用で髪が抜け落ちてからはひどく落ち込むことが多くなり、見舞に来てくれたクラスメイトに顔も合わせられなくなってしまう。夏休み。病状が安定していたあゆみは、クラスメイトと一緒に担任の野本先生(柳葉敏郎)の実家のある下田での合宿に参加することになる。髪のない恥ずかしさを押さえ、下田へ向かうあゆみ。ところが、そんな彼女を迎えてくれたのは、丸坊主になったクラスメイトたちだった。クラスメイトのひとり・森山のアイデアで、全員がスキンヘッドにしたのだ。彼らの友情に感激したあゆみは、そこでかけがえのない時間を過ごす。ところが2学期が始まったある日、懸命の治療も空しくあゆみは息をひきとってしまう。彼女の墓は、彼女の大好きだった北海道のコスモス畑に建てられた。そして、生前にあゆみと北海道のコスモスを見に行く約束をしていた森山の姿が、あゆみの墓前にあった。

三船美佳の映画初主演作、ということで観る。良いお話ではあるのですが、クラスメイトが全員スキンヘッドにする一発ネタのみで、全編引っ張るのは辛いです。中盤までは闘病の苦悩を、ラストにスキンヘッドを持ってくれば良いのだけれど、短編になっちゃいますからね。
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こちらの友情 〜Friendship〜レビューも参考に
posted by どん at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする