2012年11月30日

この愛のために撃て

この愛のために撃て [DVD] / ジル・ルルーシュ, エレナ・アナヤ (出演); フレッド・カヴァイエ (監督)
2012.Nov.25
☆☆☆☆☆
意識不明の重体で男(ロシュディ・ゼム)が病院に運び込まれる。何らかの事件に巻き込まれているようで、男は警察の監視下に置かれる。一方、看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)は、出産間近の妻ナディア(エレナ・アナヤ)を誘拐されてしまう。犯人から、勤務先の病院にいる意識不明の男を、警察の監視をかいくぐって、外に連れ出すよう要求される。刑事ファーブル(クレール・ペロ)は、意識不明の男がサルテという名前の前科者で重要事件の参考人であることを知り、病院に向かうが、連れ出されたあとだった。ファーブルはサルテたちの行方を追おうとするが、サルテの担当は、別の課の刑事ヴェルネール(ジェラール・ランヴァン)らになってしまう。その事に不満を持つファーブルは、独自で捜査を開始する。必死の覚悟で犯人の要求に従うサミュエルは、やがて警察からも追われる羽目に。誰一人味方のいない絶望的な状況下で、妻を救うためにサミュエルは全てを懸けて走り続ける。

フランス映画には妙なタイトルが付けられますが… 90分に満たない作品だけど、一切無駄なくノンストップで駆け抜ける傑作と言えましょう。そもそも妻を誘拐した犯人らと共謀して、妻を救い汚名をはらす展開が見事ですな。フレッド・カヴァイエ監督の「すべて彼女のために」も面白かったですが、それを遥かに凌駕してますな。
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こちらのこの愛のために撃てレビューも参考に
posted by どん at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ [ファイナルカット版]

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ スタンダード・エディション [DVD] / 戸田恵梨香, 松田翔太, 田辺誠一, 鈴木浩介, 荒川良々 (出演); 松山博昭 (監督)
2012.Nov.24
☆☆☆☆★
巨額のマネーを賭けて騙し合う謎のゲーム“ライアーゲーム”。決勝戦は準決勝までを勝ち残ったナオ(戸田恵梨香)や秋山(松田翔太)ら精鋭11名(田辺誠一、関めぐみ、秋本祐希)によって争われる。ゲームの名は、「エデンの園ゲーム」。優勝賞金は50億円。テーマは「信じあう心」。プレイヤー全員が互いを信頼すれば、容易にしかも確実に大金が手に入るという。エデンの園ゲームではリンゴを投票しながら13回のゲームを進める。リンゴは「赤」「銀」「金」の三種類。赤いリンゴを全員投票し続ければ1人あたり獲得マネーは13億。しかし禁断の果実、すなわち銀と金のリンゴを投票してしまった場合赤いリンゴを投票したプレイヤーは1億円の負債を背負わなければならない。ナオはゲーム開始早々全プレイヤーに、信頼の証である、真実の赤リンゴを投票し続ける事を提案する。相次ぐ裏切りと姿を潜める最強の刺客“プレイヤーX”。究極の頭脳戦に勝利する者は誰か、赤リンゴをそろえることはできるのか。

2011.Mar.27以来の再見なのだが、今回は劇場版未公開シーンを約20分追加したファイナルカット版。追加されたのは、シーズン2のその後からファイナルステージまでを繋ぐスピンオフ「ライアーゲームX」が主で、本篇でカットされた部分が若干のよう。結果、2時間半を超えることになりましたが、弛緩しないですね。TV版もそうでしたが、頭脳ゲームとして極めて面白いですな。ルールは単純だけど、各回毎にトラップや意味合いが変わり、集中と緊張の持続を余儀なくさせられます。シンプルなネタ一発で、ここまでドラマとして成立させる構成が素晴らしいですな。演技のテンションが高いのが結構気になるんですが、億単位のゲームで極限状態にあるので、まあよしとして。ノベライズ版を先に読んだのですが、シーンが浮かぶような文章で、違った面白さがありましたね。
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こちらのライアーゲーム ザ・ファイナルステージレビューも参考に
posted by どん at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月28日

私は貝になりたい

私は貝になりたい スタンダード・エディション [DVD] / 中居正広, 仲間由紀恵, 柴本幸, 西村雅彦, 平田満 (出演); 福澤克雄 (監督)
2012.Nov.24
☆☆★★★
戦火たけなわな昭和19年。清水豊松(中居正広)は、高知の海沿いの町で小さな理髪店を開業していた。家族は、妻の房江(仲間由紀恵)と息子の健一。同業者の房江とは、駆け落ち同然で一緒になり、その町にたどりつき、苦労を重ねて店を開いたのだ。そんな豊松にも召集令状が届いた。戦局は激しさを増して、豊松は本土防衛の中部隊に配属される。ある日、撃墜されたB29の米兵がパラシュートで領地内に降下してきた。矢野中将(石坂浩二)は「適切な処分をせよ」と命じ、その任務は豊松らに回ってくる。上官からの命令は、陛下の命令に等しい。やむなく豊松は、すでに虫の息の米兵へと銃刀を向けた。終戦を迎えて、豊松は高知へと帰り、ふたたび理髪師として腕を振るおうと決意する。房江の胎内には新たな生命も芽生えていた。ささやかな幸福と平和を噛み締める豊松だが、戦犯容疑で占領軍から逮捕される。軍事裁判で、絞首刑という重い判決が下り、巣鴨プリズンに収容される。高知から3日がかりで訪れた房江と健一、産まれたばかりの直子と面会した豊松は泣き崩れた。そして、房子は減刑の嘆願のため、知人の伝手を頼って雪の中を奔走する。

悪い話ではないのだが、微妙な作品ですな。戦時中に上官の命令で捕虜を殺害しようとしたことに対して、絞首刑の判決は重過ぎる感はあるけど、冤罪ではないのにそう思わせようとしているところに無理が生じてますな。助命嘆願の署名を集める妻も偉いとは思いますが、そもそも夫婦愛や家族愛を感じさせるほどの愛があったとは作品からは感じられなかったのぉ。で、「貝になりたい」と言われても、共感までいかないのです。
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こちらの私は貝になりたいレビューも参考に
posted by どん at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする