2022年07月02日

ミッドウェイ


2022.Jun.25
☆☆☆★★
IMDb Ratings
1941年12月7日(日本時間12月8日)歴史が大きく動いた。ハワイ諸島、真珠湾(パールハーバー)に停泊していたUS海軍の艦隊が、日本軍の艦上機部隊によって急襲されたのだ。大将山本五十六(豊川悦司)の命により、南雲忠一中将(國村隼)や山口多聞少将(浅野忠信)らの空母機動部隊が、奇襲攻撃を仕掛けたのだった。ハルゼー提督(デニス・クエイド)率いる空母エンタープライズが報せを受け、パイロットたちが日本艦隊を追うが、既にその姿はなかった。カリスマパイロットとして一目置かれているディック・ベスト(エド・スクライン)らは真珠湾に帰港し、その惨状を目の当たりにして愕然とする。兵力とプライドに大打撃を受けたUS軍は、士気を取り戻し、日本に反撃するため、太平洋戦域の新たな総司令官に、ニミッツ大将(ウディ・ハレルソン)を任命する。ニミッツは着任早々、情報将校のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)に、「山本大将の考えを読み、彼の次の動きを教えろ」と命じる。1942年2月1日(日本時間2月2日)、US軍はマーシャル諸島の日本軍基地を爆撃、ディックの活躍で基地を破壊することに成功する。さらに4月18日にはドゥーリトル中佐(アーロン・エッカート)が指揮する爆撃隊が東京などを空襲し、日本にダメージを与える。山本は本土を危険にさらしたことに焦りを覚えながらも、山口の進言を受けて空母を珊瑚海へと進める。それを察知したエンタープライズの追撃をかわし、5月8日、日本はUS空母レキシントンの撃沈に成功した。一進一退の攻防の中、レイトン少佐が統括する戦闘情報班が、日本の通信を傍受して暗号を解読、日本の次なる目的地は“ミッドウェイ”だと判明する。情報戦では一歩先を行ったアメリカだが、日本軍は空母4隻、航空機250機以上、後方には山本が乗った世界最大の戦艦〈大和〉も控え、今や世界から「無敵」と恐れられていた。対するUS軍は、限られた戦力をかき集めて、ミッドウェイの北東に空母3隻を配置し、潜水艦で前哨線を設け、ミッドウェイの基地にも戦闘機や爆撃機を配備して守りを固めた。6月4日(日本時間6月5日)、山本の令により、南雲中将、山口少将ら日本軍の艦上機隊がミッドウェイへ向けて出撃し、銃爆撃の雨を降らせていく。一方、空母エンタープライズからも艦上機隊が日本艦隊へ向けて出撃、海中では潜水艦が、待ち伏せを仕掛けていた。US軍は日本艦隊を迎え撃ち、大きな犠牲を払いながら空母赤城・加賀・蒼龍を撃破する。飛龍からの反撃でヨークタウンが大破するが、ベストたち生き残りのパイロットによる最後の攻撃で飛龍も炎上し雷撃処分される。山本は「ミッドウェー島を艦砲射撃すべき」という進言を却下し撤退する。ハワイの米太平洋艦隊司令部は日本側の無線を傍受して、初めて自分たちが勝ったことを知る。

ローランド・エメリッヒ監督作。第二次世界大戦下で歴史を左右するターニングポイントとなったとされる、日米両国の一歩も引かない“ミッドウェイ海戦”の攻防を描く。比較的日米公平に描かれてる作品。戦艦頼りでなく、初めての空母戦。ギリギリの戦力だったUS、燃料供給を遮断できなかった真珠湾や情報戦で劣った日本。戦闘シーンの迫力は見どころ。中国資本が入っているせいか、中国人への爆撃や、捕虜に錨をつけて海に沈める反日シーンがあるが、全編通して必要なシーンとは言い難いね。
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2022年07月01日

空白


2022.Jun.25
☆☆☆★★
はじまりは、女子中学生の万引き未遂事件だった。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店長の青柳(松坂桃李)に見られて逃走した添田花音(伊東蒼)は、国道に出た瞬間、乗用車とトラックに轢かれて死亡してしまう。だが、シングルファーザーの添田充(古田新太)は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、事故に関わった人々をモンスターのように追い詰めていく。さらに、店長の青柳と女性ドライバーは、父親の執拗な追求にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱の極みと自己否定に追い込まれる。少女の母親(田畑智子)、学校の担任(趣里)や父親の職場をも巻き込んで、人々の疑念は増幅し、事態は思わぬ方向へと展開していく。

万引き未遂事件を起こして逃走した女子中学生の交通事故死をきっかけに、彼女の身の潔白を証明しようと、スーパーマーケットの店長をはじめとした関係者を相手取った父親の暴走を描く。痛ましい事故をきっかけに、様々な空白が露呈し、それを埋めようとする。スーパーの店長が事務所で何をしたか、という時間の空白。父と娘、夫と元妻、店長とスーパー、教師と生徒などの関係やその距離感。娘を亡くした父親の暴走から赦しを軸として描く中で、そういった空白を露わにし、呵責に繋げていったのが良いね。乗用車の運転手の母親からの心からの謝罪に、黙り込んでしまうシーンが見どころ。
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2022年06月30日

アンダーグラウンド


2022.Jun.25
☆☆★★★
IMDb Ratings
1941年、セルビアは首都ベオグラード。ナチス・ドイツがユーゴ王国を侵略。策略家のマルコ(ミキ・マノイロヴィチ)は単純な電気工のブラッキー通称“クロ”(ラザル・リフトフスキー)を誘い、チトーの共産パルチザンに参加、ロビン・フッドまがいの活躍で義賊と評判になる。マルコは弟で動物園の飼育係だったイヴァン(スラヴコ・スティマッチ)やクロの妻ヴェラ(ミリャナ・カラノヴィチ)たち避難民を、自分の祖父の屋敷の地下室にかくまう。まもなくヴェラはクロの息子を産んで死ぬ。クロは戦前から女優のナタリア(ミリャナ・ヤコヴィチ)と不倫の仲だが、彼女は独軍将校フランツ(エルンスト・ストッツナー)の愛人になった。クロは公演中のナタリアをフランツの面前でさらい、結婚式を挙げる。独軍はクロを逮捕、激しい拷問を行う。クロはマルコらに救出されたが、誤って万が一の自決用に渡された手榴弾を暴発させて瀕死の重傷を負い、地下室に匿われた。45年、終戦。チトーを中心に共産主義のユーゴスラヴィア連邦が成立。<第二部 冷戦>61年。マルコはチトー政権の重鎮、ナタリアは彼の妻になっていた。クロはマルコによってパルチザンの英雄として死んだことにされていた。マルコは地下の人々を騙し、未だ独軍の占領下だと思わせて、武器を製造させ、外貨稼ぎのため外国に密売していたのだ。クロの息子ヨヴァン(スルジャン・トドロヴィチ)の結婚式の日、密造戦車に乗ったイヴァンの親友のチンパンジーが誤って砲撃を始め、地下は大混乱。その隙に外に出たクロとヨヴァンは何とクロ自身の映画の撮影現場に遭遇。事態が把握できないクロはフランツ役の俳優を射殺。混乱の中、ヨヴァンは井戸に落ちた花嫁を追ってドナウ河へ向かうが溺れて、川底で花嫁と再会。マルコは陰謀の崩壊を悟り、両足を打ち抜いて偽装自殺をし、邸宅を地下室ごと爆破、欧州全土の地下を走る秘密高速道路に逃げ込んだ。<第三部 戦争>マルコの失踪でチトー政権は急速に人望を失い、30年後にユーゴスラヴィアは崩壊した。92年、あの混乱で見失った親友の猿を探すうちに地下道路に迷い込んだイヴァンは、ベルリンの精神病院で兄マルコが悪名高い武器商人だと知らされる。故国に帰還するもユーゴスラヴィアの国はすでになく、そこは激しい内戦の大地と化していた。イヴァンはマルコが将校に武器を売っている所に出くわし、全ての罪の償いとして杖で兄を殴り倒すと、自らも教会で首を吊る。瀕死のマルコの元にナタリアが駆けつけるが、二人とも兵士に焼き殺される。無線で殺害の命令を下したのは、今でも息子を探しつづけながら“ファシストの糞野郎ども”と闘うクロだった。クロはかつての地下室を訪れ、井戸の中にヨヴァンの姿を見る。次の瞬間、彼は水の中で最愛の息子に再会していた。楽園のような川辺で、ヨヴァンの結婚式が楽しそうに行われている。イヴァンがカメラに向かい「苦痛と悲しみと喜びなしには、子供たちにこう語りかけられない。昔、あるところに国があった」と語りかける。音楽がいつまでも楽しそうに鳴り響く中、宴の席はやがて大地を離れ、ドナウ河を漂っていく。

旧ユーゴ出身の劇作家デュシャン・コバチェヴィチの戯曲が原作。カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作。旧ユーゴスラヴィアの第二次世界大戦からユーゴ内戦までの歴史を、パルチザンに参加したマルコとクロという2人の男を通してユーモアと寓意、哀しみに満ちたブラックなファンタジーとして描く。旧ユーゴの歴史を綴ったファンタジー、寓話だとしても長いし、展開が遅いので飽きる。パルチザンって普通は祖国愛に満ちたヒーロー的存在に描かれることが多いのだが、戦争の混乱に乗じて、仲間を裏切りのし上がるごろつきのように描かれているのがブラックだね。何十年も経過してアンダーグラウンドから地上へ出ても、相変わらず戦っている辺りの愚かさもブラック。
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2022年06月29日

ある画家の数奇な運命


2022.Jun.22
☆☆☆★★
IMDb Ratings
ナチ政権下のドイツ。少年クルトはナチスによって否定された“退廃芸術”を秘かに愛する叔母(ザスキア・ローゼンダール)に影響され、芸術への親しみと理解を培っていく。しかし精神のバランスを崩した叔母は強制入院の果て、ナチス高官でもある医師(セバスチャン・コッホ)の診断を受け、安楽死政策によってガス室へと送られてしまう。終戦後、クルト(トム・シリング)は東ドイツの美術学校に進学し、そこで出会った叔母を彷彿とさせる美女エリー(パウラ・ベーア)と恋におちる。元ナチ高官の彼女の父親こそが叔母を死へと追い込んだ張本人なのだが、誰もその残酷な運命に気づかぬまま二人は結婚する。やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、ベルリンの壁が築かれる直前に、エリーと西ドイツへと逃亡し、創作に没頭する。美術学校の教授(オリヴァー・マスッチ)から作品を全否定され、もがき苦しみながらも、魂に刻む叔母の言葉「真実はすべて美しい」を信じ続け、自分だけの表現方法を模索していく。

ナチ党政権下にあった激動のドイツを舞台に、自らの苦悩と向き合い続け、“芸術の自由”と“自分だけの表現方法”を模索した芸術家の姿を描く。現代美術界の巨匠とされる芸術家ゲルハルト・リヒターの半生をモデルにしているが、映画化の条件は、人物の名前を変えて、何が事実か事実でないかは互いに絶対に明かさないことだそう。しかし、叔母がナチスの安楽死政策で命を奪われたこと、妻の父親がナチ高官で安楽死政策の加害者だったことは事実とか。ナチ政権や共産主義の下では、自由や個が否定されてしまう。アートや芸術家を借りることで、自由主義や個性の重要性を説いているのかな。原体験、だが記憶としての曖昧さに刻まれた感情に我が存在する。写真をあえて絵画化することで、何かその背後にあった真実が強調される。自由に自分なりに真実を表現するとはこう言うことなのかと。どこか似た感じのザスキア・ローゼンダールとパウラ・ベーア、2人共美しいね。
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2022年06月28日

キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット版


2022.Jun.19
☆☆★★★
IMDb Ratings
12世紀フランス。鍛冶屋の青年バリアン(オーランド・ブルーム)は妻子を失い生きる望みも失いつつあった。そんな彼の前に十字軍の騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が現われ、自分が実の父親であると打ち明ける。勇敢で高潔なゴッドフリーは、キリスト教徒とイスラム教徒が奇跡的に共存している“天国の王国”エルサレムへと赴く途上にあった。王国や民を守るため命を捧げる本当の騎士道をバリアンに示し、聖地への旅にバリアンをいざなう。苦難を乗り越え、騎士として成長していくバリアン。重い病のため常にマスクをするエルサレム王(エドワード・ノートン)の高い志と平和主義に感銘を受け、バリアンは忠誠を誓い、父の志を受け継ぐ。やがて美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)と禁じられた恋に落ちる。エルサレム王が望んだ休戦の日々も、シビラの夫で好戦的なギー(マートン・ソーカス)のイスラムへの挑発、十字軍戦士たちの狂気、強欲、嫉妬に脅かされ、開戦してしまう。エルサレムの民と愛するシビラの都を守るため、バリアンは戦いなど知らない住民たちと共に立ち上がる。

リドリー・スコット監督作。鍛冶屋の平凡な青年が、実の父の遺志を継ぎ十字軍に参加し、偉大な騎士へと成長していく姿と、エルサレム国王女との許されぬ恋の行方、そして“理想郷”エルサレム王国の運命を描く。2012.Oct.20以来の再見。ある種の反戦映画なのかもしれないけど、心に残らない平板な出来ですな。大戦団や戦闘シーンは見所ではありますが、本作ならではの突き抜け感が今一つ。ドラマとしては、バリアンの成長やシビラとの恋やら背景の描き込みがもっとあっても良かったのかな。ロシアのウクライナ侵攻を見るにつけ、バリアンのような志を望んでしまう。
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2022年06月27日

アオラレ


2022.Jun.19
☆☆☆★★
IMDb Ratings
美容師のレイチェル(カレン・ピストリアス)は今日も朝寝坊。あわてて息子のカイルを学校へ送りながら職場へと向かうが、高速道路は大渋滞。度重なる遅刻に、ついにクビとなる。最悪の気分のまま下道を走るが、信号待ちで止まると、前の車は青になっても発進しない。クラクションを鳴らすがまだ動かない。イラついたレイチェルが追い越すと、ドライバーの男(ラッセル・クロウ)が「運転マナーがなっていない」と言う。レイチェルに謝罪を求めるが、彼女は拒絶して車を出す。息子を学校に送り届けたものの、ガソリンスタンドの売店でさっきの男に尾けられていることに気づく。車に戻ったレイチェルはスマホが無くなっているいることに気付いたが、時すでに遅し。信じられない狂気の執念に駆り立てられた男の“あおり運転”が、徐々にエスカレートしていき、レイチェルは想像を絶する恐怖を味わうことになる。

信号で起きた些細な言い争いをきっかけに、あおり運転のターゲットとなってしまった母子の恐怖を描く。21世紀の『激突! (1971)』なのだが、心理的恐怖ではなく、放火や殺人も辞さないサイコパスに追われる物理的恐怖ですな。目が据わったラッセルが怖いっす。この自己中な母親には全く共感できません。ターゲットになるべくしてなったと言えましょう。
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2022年06月26日

令和エロス噺〜上目遣いの女たち〜

2022.Jun.19
☆★★★★
新人女教師(原題:新人女教師アナル調教日誌-調教日誌 肛虐の悦楽に溺れて……):夢と希望に溢れ教壇に立つ新任教師のまおみ(立花まおみ)だったが、先輩教師の一条からレイプされてしまう。一条にその姿を写真に撮りブログで公開され、言いなりになるまおみ。

美人女教師(原題:奴隷二輪車 教え子の罠 -快楽に堕ちた人妻女教師-):不登校の女生徒(佳苗るか)の家に訪問する女教師(波多野結衣)。父親の態度が怪しく性的虐待の疑いがあった。しかし、父親と娘にはめられ、性奴隷にされてしまう。

悩殺妻の性(原題:息子の為に抱かれる悩殺ボディー):過去ストリッパーだった絵美子(小池絵美子)は息子の良太と暮らしていた。生活のため愛人に貢がせていたが、良太はそれに気付いていた。ある日、絵美子は良太と禁断の一線を超えてしまう。

3話のオムニバス。女教師もので統一できなかった模様。2話が女子高生がグルであること、3話が母親の過去や込み入った親子関係に変化はあるものの、ありがちなプロット。波多野結衣の美貌が救い。
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2022年06月25日

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班


2022.Jun.18
☆☆★★★
2021年、東京。高速道路でハイヤーが暴走し、政府高官が死亡。桜井(吉瀬美智子)率いる三枝(坂口健太郎)ら長期未解決事件捜査班は、事故は仕組まれたもので、事件ではないかと疑う。一方、2009年の東京でも相次いで政務官が交通事故死しており、警察は事故として発表するものの大山(北村一輝)だけは事件性を疑っていた。23時23分、一台の繋がるはずのない無線機が再び鳴り出し、現在と過去が繋がる。脅威のバイオテロから日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に現在と過去から立ち向かう。

吉瀬美智子もの。韓国TVドラマ『シグナル』をリメイクしたTVシリーズ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のオリジナル・ストーリーによる劇場版。2021年、政府高官が交通事故死し長期未解決事件捜査班は事件性を疑う。2009年でも政務官の事故死が相次ぎ大山刑事は疑問視。再び無線機を通し現在と過去の刑事が組み、陰謀に立ち向かうお話。国家権力のトップが絡んだ事件、過去と現在が繋がり相互補完する設定は良いね。内閣官房長官のパーティーでの顛末が陳腐なのは残念。過去と繋げられるなら最初の新宿テロ事件以前にすれば、あらゆる事件を未然に阻止できたのに。
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2022年06月24日

見えない目撃者


2022.Jun.18
☆☆☆★★
警察官として将来を有望視されながら、自らの過失による事故で視力も大切な弟も失い、失意の底にあった浜中なつめ(吉岡里帆)は、ある夜、車の接触事故に遭遇する。なつめは、立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にするが、警察は彼女の訴えを聞き入れない。視覚以外の並外れた感覚、警察学校で培った判断力、持ち前の洞察力から、誘拐事件だと確信するなつめは、現場にいたもう一人の目撃者・国崎春馬(高杉真宙)を捜し出す。事件に気づきながら犯人を見ていない目の見えないなつめと、犯人を見ていながら少女に気づかなかったスケボー少年の春馬。“見えない目撃者”たるふたりの懸命の調査によって、女子高生連続猟奇殺人事件が露わになる。その真相に近づくなつめたちに、犯人は容赦なく襲いかかる。

韓国映画『ブラインド (2011)』のリメイク。車の接触事故をきっかけに女子高生誘拐事件の発生に気づいた盲目の元警察官の女性が、現場に居合わせた目撃者の青年の協力を得ながら犯人追跡に奔走するさまを描く。冗長なシーンがなく、テンポ良く進むサスペンス。盲目の元警官の女性と高校生のバディ、なつめを信じる刑事、犯人の猟奇性は良いね。単独行動をしがちな登場人物、だんだん超人化していくなつめは、ちょっと気になる。
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2022年06月23日

ちょっと今から仕事やめてくる


2022.Jun.18
☆☆☆★★
仕事のノルマが厳しく、精神的に追い詰められていた青山隆(工藤阿須加)。疲労のあまり隆が駅で意識を失い倒れるところに、電車が来てはねられそうになってしまう。すんでのところで隆を救ったのは幼馴染みと名乗る男だったが、隆には彼の記憶がまったく無い。大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男、ヤマモト(福士蒼汰)と出会ってからというもの、隆は本来の明るさを取り戻し仕事の成績も次第に上がってゆく。そんなある日、隆はヤマモトが深刻な表情で墓地行きのバスに乗車するところを見かける。不審に思った隆がヤマモトについて調べてゆくと、何とヤマモトは3年前に自殺していたことが分かる。それではヤマモトと名乗る、あの男は一体何者なのか?

北川恵海の同名小説が原作。ブラック企業で心身共に疲弊した新米サラリーマンが、幼なじみだと名乗る謎めいた男との出会いを通して立ち直り、人生を見つめ直していく姿を描く。ブラック企業でなくても、仕事で辛い思いをしている方に観て欲しい一作。幽霊に頼ったファンタジーかと思いきや、一応人間界で納めてくれている。他にも、黒木華、吉田鋼太郎、森口瑤子、小池栄子が出演。結構、市ヶ谷でロケしてたのね。
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