2018年04月20日

ロボコップ (2014)


2018.Apr.14
☆☆☆★★
RoboCop (2014) on IMDb

2028年、デトロイト。巨大企業オムニコープ社は軍事用ロボットを海外で採用させ莫大な利益を得ていたが、US本国ではロボット配備を規制するドレイファス法に阻まれ、販売できなかった。心を持たず命の尊さを解さないロボットに人間の生殺を任せることに、世論の根強い反発があった。国内販売したいオムニコープは、ノヴァック(サミュエル・L・ジャクソン)司会のTV番組等を利用して世論誘導に努めるが、なかなか上手くいかない。この状況を打破すべく、セラーズCEO(マイケル・キートン)はサイボーグ技術の権威であるノートン博士(ゲイリー・オールドマン)に協力を求め、ロボコップ計画を立ち上げる。機械のボディに人間の頭脳を融合させたロボコップを造り出し、警官として活躍させることで、心無きゆえに嫌われてきたロボットを「人々に愛される」製品に変える狙いだった。
被験者として選ばれたのはアレックス・マーフィ刑事(ジョエル・キナマン)。彼は相棒のルイス刑事と共に武器の密輸組織の内偵を進めていたが、汚職刑事のタレ込みから組織の仕掛けた爆弾によって瀕死の重傷を負っていた。彼の妻クララ(アビー・コーニッシュ)の同意を得たノートン博士は、アレックスの脳・心臓・肺以外を機械に改造し、ロボコップとして蘇らせる。当初は変わり果てた自分の姿に絶望し死を望むアレックスだったが、妻と息子のために生きろというノートン博士の説得を受け、ロボコップとしての活動に同意する。しかし、性能テストを開始して早々にロボコップは問題を露呈。情報経路が複雑な上に感情ゆえの迷いを持つロボコップは、通常のロボットより判断が遅く、オムニコープの求める性能を満たせない。そのうえ、過去の犯罪データベースをロードされた際に自身の殺害未遂事件を見てしまい、システムエラーを引き起こす。ノートン博士は火器管制プログラムを強化しドーパミンの分泌を制御するなどして性能アップに努めるが、その結果アレックスは感情を抑制され、妻や子供、ルイスを見ても機械的な対応しか出来ない文字通りのロボットと化してしまう。
完成したロボコップは期待通りの性能を発揮。お披露目の場で指名手配犯を逮捕したのを皮切りに次々と凶悪犯を捕らえ、市民から熱烈な支持を得ていく。世論は徐々にドレイファス法の撤廃へと傾き、事態はセラーズの思惑通りに推移するように見えたが、捜査の最中にアレックスがクララと再会した事から変化が起こり始める。アレックスの脳内でドーパミンが復活し、抑えられていた感情が蘇る。自らの意思でプログラムを書き換えたアレックスは独自の捜査を推し進め、かつて自分を殺そうとした武器密輸組織を駆逐、遂には警察内部の汚職をも暴き出すに至った。

ポール・ヴァーホーヴェン監督の『ロボコップ (1987)』のリブート作。瀕死の重傷を負うも、最新技術によってサイボーグ警官“ロボコップ”として再生した男の活躍と愛する家族との過酷な運命を描く。旧版も哀しかったが、こちらも哀しさを引きづっているな。確かオリジナル版ではマーフィーが完全に死んでからロボット化されたのに対し、本作では脳は生きていているのにロボトミー化されるのだな。脳の可塑性によってロボを制御できるように克服していくのがミソですな。ただ、戦闘シーンが少なく、物足りなさもある。ED-209ロボとの戦闘シーンがCGアニメっぽいのも気になるね。ジョニー・デップやラッセル・クロウがマーフィー役候補だったらしいけど、それは観たくないな。アビー・コーニッシュは、セクシーでイイね。ノヴァックの番組は、アンビエント・ディスプレイの良いサンプルだな。
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2018年04月19日

極秘捜査

極秘捜査

2018.Apr.14
☆☆★★★
The Classified File (2015) on IMDb

1978年の釜山で漁業を営む裕福な家庭の子女が誘拐される。コン・ギルヨン刑事(キム・ユンソク)は犯人逮捕より少女の救出を優先し、少女の家庭に泊まり込んで極秘捜査を行うことを決断する。しかし、犯人は一向に接触する気配がなく、時が過ぎる。事件が展開を見せないことで憔悴した少女の家族は数々の占い師を訪ねて娘の安否を探ろうとするが、どの占い師も娘は既に死亡していると答える。ただ一人だけキム・ジュンサン(ユ・ヘジン)という導師は、少女は生きているとした上で、15日後に犯人から連絡があること、コン刑事が事件を解決することを予言する。15日後、犯人から少女の家庭に電話があり、少女がまだ生きていることを確信したコン刑事はキム導師と協力し、少女の救出に奔走する。

誘拐された少女の生還のために手を組む刑事と占い師の極秘捜査を描く。1978年の釜山で実際に起こった誘拐事件を映画化したらしい。霊能探偵ぽいのが出てきて、展開に期待を持たせる。結局、TVサスペンス並みに落ち着いてしまったのは残念。韓国社会の縄張り意識や上下関係の強さに印象が引っ張られてしまう。共犯者が見えたのは、次の事件まで予知してたってことか。
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2018年04月18日

ダーク・プレイス


2018.Apr.14
☆☆☆★★
Dark Places (2015) on IMDb

1985年、カンザス州の田舎町。母親とその娘2人が惨殺される事件が発生。家の壁には悪魔崇拝を示唆する血文字が残されていた。犯人として逮捕されたのは15歳の長男ベン。生き残った8歳の末っ子リビーが、兄の犯行を目撃したと証言したため、ベンは終身刑を宣告された。28年後。殺人事件の遺族として世間から同情を受け、支援金や自伝出版で食いつないできたリビー(シャーリーズ・セロン)だったが、定職もなく、孤独な生活を送る日々。そんな彼女に“殺人クラブ”という団体から連絡が届く。過去の有名な殺人事件を検証するそのクラブは、重要な証言者としてリビーに会いたがっていた。兄の事件の真相が迷宮入りするまで、残り21日。“殺人クラブ”ではタイムリミットが迫る事件について語れば謝礼を支払うという。生活に困窮していたリビーは、クラブのメンバーであるライル(ニコラス・ホルト)が申し出た報酬に目がくらみ、出席を決意。ベンの無罪を主張するクラブを怪しみつつ、リビーは生活のために嫌々ながらもあの忌まわしき28年前の事件を振り返ることになる。刑務所を訪れたリビーは、久しぶりにベン(コリー・ストール)と再会。彼の手首には女性の名のタトゥーがあった。やがてリビーの脳裏には、徐々に過去の記憶が蘇る。当時、ヘビメタ好きで悪魔崇拝に傾倒していたベンは家族の中でも浮いた存在だった。さらに彼には、近所の少女に性的イタズラをしたという疑いが持ち上がっていた。ベンにはディオンドラ(クロエ=グレース・モレッツ)という年上の恋人がいて、妊娠が発覚した彼女はベンと一緒に町を出ようと心に決めていた。一方、リビーの両親は、彼女が2歳のときに離婚。だが父親は、たびたび金の無心に来ては、母親のパティ(クリスティナ・ヘンドリックス)を悩ませていた。家が農場とはいえ、女手ひとつで4人の子供たちを育てるパティも経済的に困窮。自宅の差し押さえを迫られたうえ、嫌疑を受けたベンのために弁護士の費用が必要だった。そんな状況であの夜、惨劇が起こったのだ。ライルに背中を押されたリビーは、かつてベンがイタズラをしたというクリシーと会い、殺された姉の日記を読み返し、忘れかけた記憶をたぐり寄せていく。あの夜、自宅で何が起こり、自分は何を目撃したのか。そんな中、事件以来、行方知れずだった父親の居場所を突き止めたリビーは、衝撃の事実へ一歩、また一歩と近づいていく。

シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツもの。ギリアン・フリンの『冥闇』が原作。28年前に起きた一家殺人事件の唯一の生存者であり心に傷を抱えた女が、事件の意外な真相に迫っていくお話。真相への導き方が、社会派っぽいね。多重化されてるものの、社会派の常で、結末が窄み加減なのが残念だな。謎解き感が希薄なんだな。クロエがビッチ役で、ちょっと怖いぞ。
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2018年04月17日

うわこい #1,#2


2018.Apr.10
☆☆★★★
幼い頃に自宅が全焼してしまったことから、幼なじみの桐嶋ユノ(柳ゆり菜)の家で10年以上一緒に暮らしている高校生の環ユキテル(石田知之)。同じ学校に通う2人は、誰もが知る公認のカップルだが、キスまでの間柄。そんなある日、早乙女レナ(本山なみ)という不思議な魅力を持つ女の子が転校して来る。レナに対して、今までに感じたことのない気持ちの高ぶりを覚えたユキテルは、戸惑いを隠せないでいた。ある日の放課後、教室でユノを待っていたところ、水着姿のレナに遭遇。そして突然のキス。自分の気持ちを抑えきれなくなったユキテルは、そのままレナと関係を持ってしまう。

糸杉柾宏の同名コミックが原作。幼なじみで恋人同士の高校生カップルと、その前に現れた転校生の少女が織りなす三角関係を描く。彼女がいるのに、明らかに誘っているな。原作読んでないので、どう展開するのか気になるな。本山なみは、「うそつきパラドクス」の娘か。
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2018年04月16日

罠 少女の誘惑


2018.Apr.08
☆☆☆★★
Trap (2015) on IMDb

恋人に別れを告げられ仕事にも行き詰まった脚本家チョンミン(ユ・ハジュン)は、何とか新作の執筆を進めようと、一人静かな田舎町へと車を走らせる。たまたま見かけた古びた民宿に逗留した彼は、そこで無垢な美しさを持つ少女・ユミ(ハン・ジェイン)に出逢う。みすぼらしい宿とは不釣り合いな彼女の美しさと、あどけない笑顔に似合わぬ妖艶な振る舞いに惹かれ、いつしか情欲を抑えきれなくなったチョンミンは、ある夜思わず彼女の裸身をのぞき見てしまう。そんなチョンミンの思いに気づいているのかいないのか、その日から彼とユミの距離は精神的にも肉体的にも徐々に近づいてゆく。遂にユミの誘惑に落ちたチョンミンに、ユミはある要求を突き付ける。

仕事に行き詰まった脚本家が、田舎町で出会った妖艶な少女に惹かれ、運命が狂っていくお話。少女の誘惑の仕方がエロいな。少女の正体は何なのか。当初、親娘かと思ってたら、拉致された娘、男を拉致してる娘に変化していく。自らを餌とした罠に男が掛かるということなんだな。
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2018年04月15日

恐怖


2018.Apr.08
☆☆☆★★
Scream of Fear (1961) on IMDb

ぺニー(スーザン・ストラスバーグ)の母は10年前に離婚して以来、ペニーを連れてイタリアで暮していたが死亡し、南仏ニースに住む父に呼ばれたペニーはニース飛行場に着く。ペニーは落馬のために下半身不随の身になっていた。急用で父はどこかへ行き、若いロバート(ロナルド・ルイス)と云う運転手に迎えられる。父の家には後妻のジェーン(アン・トッド)がいた。その夜中、風の音に目を覚ましたペニーは、庭の離れの窓にゆらめいている灯影を見つけ、車椅子で行ってドアを開ける。鳥や獣の剥製に囲まれた椅子の上で、父が目を見開いて死んでいた。悲鳴をあげて逃げ出したペニーは、庭のプールに椅子ごと落ちてしまう。ジェラール医師(クリストファー・リー)、ジェーン、ロバートに囲まれたベットの中で気がついたペニーの話は幻覚だと云われる。事実、何ごとも起っている様子はなかった。翌日ペニーは、父からの電話に出て「パパだ、出迎えに行けなくて悪かった。2日たったら帰る」と云う声を聞き、訳がわからなくなる。ロバートの運転でジェーンが出かけて行った夜、ペニーは車庫に父が乗っていた筈の車があるのを発見し、父の居間からピアノの音を聞く。帰って来たジェーンとロバートは、やはり信じようとせず、ジェラール医師は幻覚が続くと狂人になるかも知れないと云う。その夜ペニーは自分の部屋で椅子に腰をかけている父の死体を見る。ジェーンとロバートがかけつけたが、ロバートは死体のあった椅子がぬれているのを見て不審に思う。ジェーンが去った後、ペニーはロバートに父が死んだら遺産は自分がもらい、ジェーンには一定の基金の利子しか行かない。自分が死ぬか、狂人になればジェーンが全財産を受けることになるので、ジェーンとジェラール医師が父を殺したのではないかと語る。ペニーの疑惑と恐怖は更に高まって行く。

10年間会わなかった父の家へ帰った娘が経験する恐怖を描く。誰が陥れようとしてるのか、複層になっていて面白いね。スーザン・ストラスバーグは綺麗ね。「アクターズ・スタジオ」のリー・ストラスバーグの娘で、モンローさんと交流してたらしい。『マニトウ (1978)』『デルタ・フォース (1986)』とかに出てたみたいだけど、作品には恵まれなかったようなのが、残念。
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2018年04月14日

キック・アス ジャスティス・フォーエバー


2018.Apr.08
☆☆☆★★
Kick-Ass 2 (2013) on IMDb

最弱ヒーロー“キック・アス”ことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と美少女助っ人“ヒット・ガール”ことミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)の活躍で、極悪犯罪組織が壊滅されて3年。デイヴは高校生に、ミンディは亡き父の親友マーカス(モリス・チェスナット)に引き取られていた。デイヴは普通の高校生活に飽き足らず、再びヒーローとして活動しようと、ミンディの指導の下トレーニングを受ける。だが、実地訓練の場で危険な目に遭ったデイヴはミンディと仲違いする。そして、SNSを通じて知り合ったスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)が率いる自警団組織「ジャスティス・フォーエバー」の一員となり、彼らとともに売春組織を壊滅させるなど街で活躍する。同じ頃、キック・アスに父を殺されたと逆恨みするレッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、母を事故死させてしまったのをきっかけにマザー・ファッカーの名で新たな悪の組織を作り、凶悪なマザー・ロシアを初めとする悪人を集め、強盗や警官殺害など悪事を重ねる。ミンディはマーカスに禁止されていたヒーロー活動をしていることがばれてしまい、普通の女子高生として生活するよう言い含められ、ヒット・ガールを封印。マーカスに紹介された学園の「女王蜂」ブルックのグループに入り、アイドルグループにときめく普通の女子としての生活に適応しようとする。しかし、彼女らに誘われたダンス部で、日頃の訓練の成果を生かしてダンスの才能を発揮したミンディは、内心彼女を見下していたブルックのプライドを傷つける。ある日ミンディは同じ学校の男子生徒に誘われデートに出かけるが、これはブルックたちの策略だった。ミンディは、彼女らに侮蔑されたうえ、林の中に置き去りにされる。惨めな思いでデイヴの部屋を訪れ、もう学校に行けないと落ち込むミンディを、デイヴはヒット・ガールである彼女は特別な存在であると慰める。落ち込みから復活したミンディは、ドレスアップしてブルックらの前に現れ、彼女たちの卑劣さを毅然と否定したうえ、嘔吐と下痢を起こす武器「ゲロゲリ棒」で攻撃し、大いに恥をかかせて復讐を果たす。一方マザー・ファッカーの組織はキック・アスを憎むあまり、警察を買収して自警団活動を弾圧。デイヴと性的関係を結んでいた自警団のメンバー、ナイト・ビッチ(リンディ・ブース)を襲い、スターズ・アンド・ストライプス大佐を殺害。そして、警察に身代わりで自首したキック・アスを名乗る男がデイヴの父であると知ったマザー・ファッカーは、留置場に収容中のデイヴの父を殺害。父の葬儀に出席するデイヴがミンディと語り合っているとき、突然刺客たちが彼らに襲いかかり、デイヴは拉致される。ミンディはヒット・ガールの封印を解き、デイヴを救出。そして二人は、ジャスティス・フォーエバーの面々とともに武装して悪党集団のアジトを襲撃し、格闘の末に制圧する。マザー・ファッカーはキック・アスとの対決の末、自ら設営した人喰いザメの水槽に転落する。戦いを終えたミンディは、マーカスの言いつけを破り殺人も犯した自分はもうこの街にいられないと言い、家を出て独り立ちすることをデイヴに告げ、彼にファーストキスを捧げて街を去っていく。

クロエ・グレース・モレッツもの。『キック・アス』の続編。父親を殺され復讐に燃えるレッド・ミストと、新たなヒーロー・チームを結成したキック・アス&ヒット・ガールとのさらなる凄惨な戦いの行方を描く。ヘロヘロなキック・アスと子供なのに強すぎるヒット・ガールがポイントのはずが、成長してしまったためブレちゃったな。車上での死闘は見どころだけど、ヒット・ガールのアクションは前作の方が衝撃的だったな。ヒット・ガールを封印させられちゃうので、シーンが少な過ぎ。キック・アスと自警団の成長編と言うべきだな。
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キック・アス ジャスティス・フォーエバーを借りて観る
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2018年04月13日

未知への飛行


2018.Apr.07
☆☆☆★★
Fail-Safe (1964) on IMDb

米ソ冷戦時代。早朝5時30分、ブラック将軍(ダン・オハーリー)は、またもや悪夢に苦しめられて目が覚めた。US空軍のグレイディ大佐(エドワード・ビンス)率いるB-58爆撃機の編隊が巡回飛行中、モスクワを核攻撃せよとの指令が入り、グレイディ大佐は部下の4機の爆撃機を率いてモスクワ上空へと向かう。しかし、これはUSの軍事コンピュータが誤作動を起こしたことによる誤った指令だった。これを知ったUS政府は攻撃を阻止すべく急遽対策を協議するが、そうするうちにも、グレイディの編隊は帰還可能ポイント=フェイル・セイフを越えてしまう。ペンタゴンではスウェンソン国防長官を中心に、政治学者のグレテシュール(ウォルター・マッソー)、ブラック将軍らが協議する。グレテシュールは「この際ソ連を徹底的に叩くべきだ。たとえソ連の反撃をうけてもまだUSには生存者がいるのだから」と主張。ブラックは、全世界的殺栽は防がなくてはならないと反論する。フェイル・セイフを越えてしまうと、たとえ大統領といえども引き戻すことはできないため、大統領(ヘンリー・フォンダ)はホットラインを通じてソ連首相に領空侵犯は手違いで起きたものであることを伝えたうえで、ソ連側で爆撃機を撃ち落してくれるよう依頼する。オマハでは、ソ連側にグレーディ隊機の特徴を教えよ、と命じられたカシオ大佐が反抗し、MPにとり押えられる。編隊のうち4機はソ連側の迎撃部隊によって撃ち落されたが、グレイディ機だけは攻撃をかわしてモスクワ上空に到達、ついにモスクワに核攻撃が行われてしまう。大統領は全面核戦争を回避し、ソ連にモスクワ爆撃が手違いで起きたことを納得させるため、驚くべき決断を下す。

ユージン・バーディクとハーベイ・ホイラーの『未確認原爆投下指令/フェイル・セイフ』が原作。水爆を搭載したUS爆撃機に誤ってモスクワ爆撃命令が下り、回避不能となった時に、US大統領が驚くべき決断を下すお話。前半はかなりダル。後半一気に緊張感が生まれる。同条件にする苦渋の決断が辛いね。これを観ると、広島・長崎への原爆投下に対して一切悔恨がないことがわかるな。それがUSの意識。キューブリックの『博士の異常な愛情』と同年の作品で、公開を遅らされたのだとか。
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2018年04月12日

ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男


2018.Apr.07
☆☆★★★
A Kind of Murder (2016) on IMDb

1960年、NY。建築家のウォルター(パトリック・ウィルソン)は、美しいが神経質な妻クララ(ジェシカ・ビール)との生活に息詰まりを感じていた。ある日、ウォルターはパーティーで知り合った女性エリー(ヘイリー・ベネット)に心惹かれるが、それに嫉妬したクララが自殺未遂を起こす。そんな妻に嫌気がさしたウォルターは、妻殺しの完全犯罪を実行したとされる男キンメル(エディ・マーサン)の記事を思い出し、彼に接触を試みる。数日後、クララの死体が森の中で発見された。自殺の可能性が強かったが、一人コービー刑事(ヴィンセント・カーシーザー)は夫のウォルターを疑っていた。

ジェシカ・ビールもの。パトリシア・ハイスミスの『妻を殺したかった男』が原作。神経質な妻との生活に息詰まりを感じていた男が、妻殺しで疑われる男に接触した後、妻の死体が発見され、疑われるお話。2つの事件が発生するけど、1つは殺人で、もう一つは謎を含ませて終わってしまう。表情からして殺った雰囲気だけど。パトリシア・ハイスミスの作品って、多く接したわけではないけれど、ミステリー/サスペンスとして煮え切らない印象が強いな。
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2018年04月11日

透明変態人間 アブノーマル・エクスタシー


2018.Apr.07
☆★★★★
精力増強モテモテの秘薬、“玉乱”。それは、決して開けてはならないパンドラの箱だった。医療機器メーカーに勤める静雄は、キサラギ病院に営業に行った際、同じ小学校に通っていた如月瑠璃子(春原未来)と再会する。瑠璃子は院長の娘で、医師としてその病院に勤めていた。静雄は少年の時から瑠璃子に憧れていたが、彼女はキサラギ病院のエース外科医である圭吾と婚約していた。静雄は、お世辞にも営業向きとは言えず、営業相手である医師たちから相手にされないので、ナースたちに取り入ろうとしていた。彼女たちの手伝いで倉庫に行ったとき、黒い丸薬を見つけてそれを1粒飲んでみた。すると、力がみなぎり、目からフェロモンビームを発するイケイケ男子に変貌していた。次々とナースを落としていく静雄だったが、ある時2人のナースと同じ日に約束をしてしまい、面倒だからと丸薬を2粒飲んでしまう。すると、静雄の姿は目に見えなくなり、透明人間になってしまった。静雄は、瑠璃子を見守ることにするが、元に戻る方法がなかった。瑠璃子に見つけられてしまった静雄は、透明人間として瑠璃子と親密になっていく。

透明性を絡めたラブコメですな。別に変態ではないね。エロ不足なのは頂けません。春原未来の漂ってくる色気は良いのですけど。
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