2017年06月27日

イノセント・ガーデン


2017.Jun.25
☆☆☆★★
繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、外部と遮断された大きな屋敷で暮らしている。彼女が18歳を迎えたとき、最愛の父が急死する。誕生日には毎年、広大な庭のどこかに父からの靴のプレゼントが隠されていた。この日、彼女が見つけた箱の中には、謎めいた鍵が1つ入っているだけだった。決して心を通わせたことのない美しい母エヴィ(ニコール・キッドマン)と2人きりになってしまったインディア。ところが葬儀の日、長年行方不明だった叔父のチャーリー(マシュー・グード)が姿を現わし、そのままインディアたちと一緒に暮らし始める。いつしか、インディアは知的でエレガントなチャーリーの魅力に心奪われてゆく。ところが、ストーカー家の家政婦やインディアの大叔母といった、彼女の周辺の人々が次々に姿を消していく奇妙な事件が起こり始める。そんな中、インディア自身もおぞましい殺人事件に遭遇する。

ニコール・キッドマンもの。18歳になった娘の前に消息不明だった叔父が突如現われたことをきっかけに、不可解な事件に遭遇するお話。TVドラマ『プリズン・ブレイク』主演のウェントワース・ミラーのオリジナル脚本。『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督のハリウッド・デビュー作。イケメンだが謎な叔父、少女の性への目覚め、遺伝的気質などが上手く構成され、緊張感を持続したままラストまで魅せますね。各段に綺麗なわけではないけど、色気を漂わせ始めた普通の女の子にミアは合ってるな。ニコールは、すっかり母親役だけど、フェロモン出してます。フィリップ・グラスの曲を連弾するシーンはエロス漂う良シーンだね。音楽担当のクリント・マンセルも覚えておこう。
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2017年06月26日

エアベンダー


2017.Jun.24
☆☆★★★
かつて、気、水、土、火の4つの王国により均衡を保っていた世界。それぞれの王国には気、水、土、火のエレメントを操ることができる“ベンダー”と呼ばれる者たちがいた。中でも、4つのエレメント全てを操り、世界に調和をもたらすことのできるベンダーは、“アバター”と呼ばれて崇められていた。アバターは4つの王国から順番に誕生することになっており、アバターになるためには多くの犠牲を払わなければならなかった。ある時、火の王国が反乱を起こし、世界の秩序は崩壊。100年に及ぶ戦乱の時代に突入する。アバターが誕生する予定になっていた気の王国は、火の王国の攻撃によって全滅。アバターになるための修行を重ねていた12歳のアン(ノア・リンガー)は、氷に閉じ込められてしまう。100年後。眠りから目覚めたアンは、水の王国のベンダーである少女カタラ(ニコラ・ペルツ)と兄のサカ(ジャクソン・ラスボーン)に出会い、一緒に世界に調和をもたらす宿命の旅に出ることになる。一方、世界征服を企む火の王国の王オザイ(クリフ・カーティス)は、心優しい王子ズーコ(デヴ・パテル)に、アンを捕らえてくるまで戻らぬようにと、命令を下す。その頃、火の王国の侵略を受けつつある土の王国では、土のエレメントを操るアースベンダーたちが囚われの身となっていた。気の王国絶滅を知り、アバターの宿命を受入れたアン一行は、この地に辿り着き、アースベンダーたちに“自分たちの力を信じて、ともに立ち上がり戦おう”と訴える。各地で蜂起させながら北の水の王国にたどり着いたアン一行は、水の技の修行に励む。そこにズーコと火の王国の軍団が攻めてくる。戦場と化し、力を齎す精霊を殺された水の王女ユエ(セイチェル・ガブリエル)は、ある壮絶な決意を固める。

M・ナイト・シャマラン監督作。米ニコロデオンのTVアニメ『アバター 伝説の少年アン』の実写版。秩序が崩壊し戦乱が続く世界に調和をもたらす最後の希望となった一人の少年の成長と活躍を描く。『シックス・センス (1999)』から約10年後の作品ですが、シャマラン監督は、カンフーっぽいファンタジーも撮っていたのね。何章かあるうちのイントロみたいで、煮え切らないと思ってたら、元々3部作構想だったらしい。本作が『水』だから『土』と『火』か。キャスティングにも華がないね。ノア・リンガー君の型が美しいのが救い。
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2017年06月25日

ハッピーボイス・キラー


2017.Jun.24
☆☆☆★★
ジェリー(ライアン・レイノルズ)はバスタブ工場に勤める、風変わりな青年。しゃべるペットの犬と猫に唆されながら、裁判所が任命した精神科医ウォーレン博士(ジャッキー・ウィーヴァー)の助けを借り、真っ当な道を歩もうとしている。会社でのパーティの幹事になったことから、ジェリーは職場で気になっている女性フィオナ(ジェマ・アータートン)に接近する。だがその関係は、彼女がデートをすっぽかしたことをきっかけに、突如殺人事件へと発展してしまう。死体を自宅に持ち帰り、慌てて証拠の隠滅を図る。が、冷蔵庫にしまいこんだフィオナの生首にもそそのかされ、ジェリーはさらに暴力の世界へと引きずり込まれていく。そんな中、別の同僚女性リサ(アナ・ケンドリック)と仲良くなるが、邪悪な猫と慈悲深い犬という2匹のペットに導かれ、正気を保とうとするか、邪悪な道に溺れるか選択を迫られる。そんな折、リサがサプライズでジェリーの家に訪ねてきてしまう。

アナ・ケンドリックもの。ペットの声が聞こえる孤独な青年が、一人の女性に恋したことから思わぬ猟奇的事態へ転がっていくお話。統合失調症らしく、何やら聞こえてしまう主人公。最初は偶然とは言え、孤独に耐え切れず殺してしまうのだな。アナ・ケンドリックがかわいいよ。ジェマ・アータートンは、ちと濃過ぎ。エンドロールで、殺人者と被害者が楽しそうに歌って踊るのがシュールな味わいを醸し出しているね。
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2017年06月24日

ハイネケン誘拐の代償


2017.Jun.24
☆☆★★★
1983年、オランダの首都アムステルダム。事業に行き詰まっていた会社経営者のコル・ヴァン・ハウト(ジム・スタージェス)は、幼なじみの親友で妻の兄でもあるヴィレム(サム・ワーシントン)をはじめとする仲間と結託し、世界的ビール製造会社「ハイネケン」の経営者で大富豪フレディ・ハイネケン(アンソニー・ホプキンス)の誘拐に成功する。しかしその後の身代金交渉は遅々として進まず、人質でありながらも老獪で傲慢なハイネケンにコルたちは翻弄され、強い絆で結ばれていたはずの仲間たちの間に溝が生まれ始める。結局コルらは身代金を獲得しハイネケンは解放されるが、オランダ警察の捜査の手はコルらに伸び、メンバーが次々と逮捕され始めた。残ったヴィレムとコルは、ヴィレムの馴染みの女がいるパリに逃亡するが、コルが妻と電話で連絡を取ってしまったために潜伏先がばれてしまい、そこから逃げ出そうとしたところで2人はあえなく逮捕される。こうしてコル達犯人グループは全て逮捕されて服役、その後10年以上の刑期を終えて出所するが、強奪された身代金の一部は今も所在が不明のままである。そしてかつては親友同士だった仲間が全員揃うことはなく、大金と引き換えに仲間たちの絆は完全に崩壊していた。それは監禁中のハイネケンがコルらに予言していたことだった。

犯罪ジャーナリストのピーター・R・デ・ヴリーズが執筆したノンフィクションが原作。1983年に実際に起きた大富豪ハイネケン誘拐事件の顛末を描く。誘拐犯がハイネケン氏の手管にキリキリと翻弄されていく逆レクター博士のような展開だと思っていたら、なかなか身代金を払わなれないことで、プレッシャーに耐え兼ねギクシャクするだけの話だった。実話だから仕方がないとは言え、映画化するならかなり脚色しないと視聴に耐えられないよな。
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2017年06月23日

処刑の部屋


2017.Jun.18
☆☆★★★
U大4年に在学する島田克巳(川口浩)の父半弥(宮口精二)は、銀行の支店長代理をしていたが胃病で気難かしく、母親のはるは始終オドオドしている。克巳はそんな家庭が大嫌いだった。ある日、大学のブルジョワ仲間伊藤と、父の銀行からパーティ資金を借り出した克巳は大学に廻り、思想研究会に顔を出したとき、その場に居合わすフランス巻の女子学生(若尾文子)を印象に留めた。ダンスパーティの当日、克巳は高校時代からの親友良治の知らせで、パーティ荒しに来たJ大生の竹島(川崎敬三)らと大格闘を演じた。六大学リーグ戦はU大が優勝したが、その夜ほろ酔い気分の克巳と伊藤は、とある店から出て来た2人連れの女子学生に眼をつけ、彼女らを伴って飲み歩いた。偶然にも、その一人は髪がフランス巻の女子学生で顕子という名だった。2人は克巳らが顔負けする程よく飲んだ。伊藤のすすめで睡眠薬を買いに行った克巳は行きつけのバー・シレーヌで会った良治を、彼女らの誘惑の企てに誘うが良治は就職期で頭が一杯だった。ビールに混ぜて巧みに薬を呑ませた2人は伊藤のアパートに昏睡した彼女らを連れ込み、克巳は顕子を選んで思いを遂げた。しかし克巳と顕子の交渉は長続きせず、克巳はある日、彼女の目の前で縁切りを宣言した。この頃、珍らしく良治達が開いたパーティで、克巳はJ大の竹島にアガリのかすめ方を教えてけしかけ、これをきっかけに良治の元気を取り戻させようとしたが、良治は黙って金を渡してしまった。その金を取り戻しに竹島らの待つ銀座裏のバー・カリブに現われた克巳は、先日の仕返しだと凄惨なりンチを受けた。彼はあくまで音を上げずに頑張っていたが、J大の従兄に連れられた顕子の姿を見た時、始めて恐怖の表情を浮べた。顕子は学生の一人からナイフを受け取り声にならぬ叫びと共に克巳にぶつかって行った。皆が逃げ出した後克巳は太腿の傷口を押えながら渾身の力をふりしぼってカリブの裏口から這い出していった。

若尾文子もの。石原慎太郎の同名小説が原作。無軌道な行為を繰り返す大学生が、報復を受けるお話。22〜23歳の若尾ちゃん、プクプクです。何かに悶々と鬱積してる大人になれない若者。ただ、やることがダンスパーティ主催だの、ケンカだの、レイプだの、単なるチンピラ。視野は狭いし、志もない青臭さでは、訴えるものがないね。暴力なんかより、プライドを傷つける方が報復が重い。そりゃそうだ。慎太郎も随分青かったんだな。
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2017年06月22日

マレフィセント


2017.Jun.18
☆☆☆☆★
ヘンリー王が支配する人間の王国と、隣接する平和な妖精の国ムーア国。2つの国は対立が続き、これを統一できるのは英雄か、邪悪なもののどちらかであると言われていた。ムーア国に住む翼を持つ妖精の少女マレフィセントはある日妖精の国に入り込んだ人間の少年・ステファンと出会う。やがて2人は恋に落ち、ステファンはマレフィセントの16歳の誕生日に「真実の愛のキス」を捧げる。しかし、その愛は永遠のものとはならなかった。ステファンの心がマレフィセントから離れ、人間界の野望へと向かったからである。時は流れ、妖精の国に侵略戦争を仕掛けたヘンリー王はマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)率いる妖精の兵士たちに返り討ちにあい退避する。重傷を負い寝たきりとなったヘンリー王は、マレフィセントを討った者に娘の王女を与え次代の王とすると宣言する。野心を抱き、兵士として平民から王の側近にまで成り上がっていたステファン(シャールト・コプリー)は、マレフィセントを騙して近づき、薬で眠らせて殺そうとするが、そこまではできずに代わりに彼女の翼を切り落とし、王の元に届け次期王の座を勝ち取る。
恋人の裏切りを知り、強力な武器でもある翼を失ったマレフィセントは悲嘆に暮れるが、杖を手に立ちあがり、人間に捕らわれ殺されかけていたカラスのディアヴァル(サム・ライリー)を人間に変身させ、忠実な下僕として使役する。カラスの姿で人間の世界を偵察するディアヴァルは、ステファンが王に即位し、王妃との間に王女のオーロラが生まれたことをマレフィセントに伝える。オーロラの洗礼式が城で行われ、3人の妖精(イメルダ・スタウントン、ジュノー・テンプル、レスリー・マンヴィル)が贈り物を与えようとしたその時、マレフィセントがその場に現れ、オーロラに「16歳の誕生日の日没までに糸車に指を刺され死の眠りにつく」という呪いをかける。許しを乞うステファンに対し、マレフィセントは「真実の愛のキス」によって呪いが解かれるであろうと告げる。しかしマレフィセントは真実の愛などないと考えており、つまりそれは絶対に解けない呪いであった。
ステファンは国中の糸車を集めて燃やし地下室に閉じ込め、さらにオーロラを3人の妖精に預け城外で身分を隠して養育させる。しかし妖精たちは人間の子育てについて全く知識がなく、「これでは(呪いが効果を発揮する前に)死んでしまう」と見かねたマレフィセントはディアヴァルとともに魔法で乳を与え成長を見守り続ける。オーロラ(エル・ファニング)は健やかに少女へと成長し、マレフィセントに対面する。オーロラは幼い頃からマレフィセントの存在を感じていたと語り、彼女を「フェアリーゴッドマザー」(妖精の代母)と呼んで心から慕う。マレフィセントはオーロラをたびたび妖精の国へと連れて行くようになり、森の妖精たちとともに遊ぶ楽しい日々を過ごす。マレフィセントは後悔し、彼女への呪いを解こうとするが不可能であった。
オーロラは、ステファンに挨拶するための旅に出ていた隣国の王子フィリップと出会う。
やがて16歳を前にしたオーロラは一人立ちを考え、家を出てマレフィセントと暮らしたいと考える。3人の妖精は拒絶し、彼女の父が生存していることまで口を滑らせてしまう。オーロラが両親は死んだと言っていたにも関わらず、父がいるのはどういうことかと問う。結局、自分の出自と呪いの内容を聞かされたオーロラは、マレフィセントを問い詰め、慕っていた彼女が呪いをかけたという真実を知り、嘆きつつ城へ向かう。
この頃にはステファンは呪いを恐れるあまり心を病んで暴君となり、病に倒れた王妃の死も看取らず、マレフィセントの弱点である鉄製の武器を作らせることに執着しており、城に帰ってきたオーロラもすぐに部屋に閉じ込めてしまうが、すぐに抜け出してしまい、呪いが成就して眠りにつく。

アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニングもの。オーロラ姫に永遠の眠りの呪いをかける邪悪な妖精マレフィセントだが、その知られざるエピソードがつづられる。このところ心が病んでいたのか、何だか感動したね。育ての親の母性愛なのだな。オーロラ姫の純粋さが、人間の強欲によって閉ざされたマレフィセントの心を開いていくわけだ。エル・ファニング、かわいいな。お姉ちゃんよりずっと好き。アンジーとブラピの愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットも幼いオーロラ役で出演。
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2017年06月21日

おとなのワケあり恋愛講座


2017.Jun.18
☆☆☆★★
イギリスの大学で英文学を教えるリチャード(ピアース・ブロスナン)は、教え子のアメリカ人学生ケイト(ジェシカ・アルバ)とできちゃった結婚をしてLAへ。息子が生まれ、順調な毎日と思われたが、ケイトが同僚のブライアン(ベン・マッケンジー)と不倫の末離婚。ケイトがブライアンと結婚し、リチャードはグリーンカードの審査を受ける立場になってしまう。しかし、彼は真面目な人生を送るどころが、飲酒運転で逮捕され、仕事も臨時雇いのまま。その上、ケイトの姉オリビア(サルマ・ハエック)が離婚し、リチャードたちの家に転がり込んでくる。リチャードは、オリビアに惹かれていき、ある時一夜を過ごす。そんな折、断酒会の知人に冗談でマリファナを勧めたのが原因で、強制送還されてしまう。

ジェシカ・アルバ、サルマ・ハエックもの。プレイボーイの大学教授が、彼女の出産をきっかけに真面目に生きようとする。うまく行かないながらも真実の愛を見つけていくお話。楽しいラブコメですな。元ボンド役のピアーズ・ブロスナンが、何かと上手くいかない役というのも面白いね。ジェシカとサルマが同時に観れてお得。ジェシカは水着止まりだけど、サルマは全裸シーン有。ジェシカがヌードやセックスシーンがNGなのは、宗教的理由なのか。
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2017年06月20日

ブルースチール


2017.Jun.17
☆☆☆★★
メーガン・ターナー(ジェイミー・リー・カーティス)は物心ついた時から“圧倒的な力”に魅せられた少女で、彼女にとって銃は力の象徴の一つであり、それを用いて正義の力を振るう警官は、メーガンの憧れの職業であった。ポリス・アカデミーを卒業し、NY市警察に任官したメーガンは、初めてのパトロールで強盗を発見し、彼女は自分に拳銃を向けた犯人を射殺する。しかし、犯人の拳銃は偶然現場に居合わせたトレーダーのユージン・ハント(ロン・シルヴァー)によって持ち去られてしまい、証拠品の銃が発見されず、正当な発砲行為との証言も得られなかったターナーは、過剰行使を行ったとして停職処分を受けてしまう。銃を持ち去ったハントはある日、ビジネスで抱えたストレスのあまり自暴自棄になって泥酔し、不意に拳銃で通りがかりの人間を射殺する。銃の持つ圧倒的な暴力に魅了されたハントは、銃を手に入れた時に見た、“圧倒的な力”の象徴であるメーガンの名を薬莢に彫り込み、深夜のNYで無差別殺人を繰り返してゆく。ハントによる連続射殺事件はNYを震撼させたが、何件目かの殺人現場から自分の名が彫り込まれた薬莢が発見されたことから疑いの目を向けられてしまったメーガンは、殺人課のニック刑事(クランシー・ブラウン)の監視の元、失意の日々を過ごすことになってしまった。そんな中、ターナーはある日偶然とハントと出会い、やがて激しい恋におちるが、ある夜、彼から自分が一連の無差別殺人事件の犯人であることを告白される。ターナーは彼を逮捕しようとするが、ハントには強力な弁護士がつき、確実な証拠も得られない。そして、ハントの狂気はメーガンに向けられ、最初は親友のトレーシー(エリザベス・ペーニャ)、そしてニックがハントの銃弾に倒れる。メーガンはたった一人でハントに立ち向かう決意を固め、凄まじい逃走と追跡の果てに、命からがらハントを射殺する。

正義を愛し警官となった女性が、無差別殺人犯に魅入られ、忍び寄るサイコパスと闘うお話。後に『ハート・ロッカー』でアカデミー監督賞を受賞するキャスリン・ビグロー監督作。ジェイミーにとっては、『ワンダとダイヤと優しい奴ら (1988)』の次の出演作で、結構若いね。鋭い眼光の美人なので、役に合ってますな。とんでもストーカーに魅入られたものだな。抜け目なさと大胆さが結構怖いね。
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こちらのブルースチールレビューも参考に
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2017年06月19日

キリング・フィールズ 失踪地帯


2017.Jun.17
☆☆☆★★
有能だった亡き父と同じ殺人課の刑事として日々捜査に明け暮れるマイク(サム・ワーシントン)は 血の気が多く、周囲とトラブルを起こしてばかり。 NYから転属してきたブライアン(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、 そんなマイクの頼れる相棒であり、よき理解者だった。 2人は住宅街で起きた少女の殺人事件を捜査中だったが、手がかりすらつかめていなかった。 しかし、マイクの元妻で刑事のパム(ジェシカ・チャステイン)の管轄区も含め、新たに少女が犠牲になる事件が次々に発生する。地道な捜査を続け、有力な容疑者が浮かび上がった矢先、ブライアンが気にかけ面倒を見ていた心に傷を持つ少女、リトル・アン(クロエ・グレース・モレッツ)が失踪してしまう。刑事の勘が騒いだブライアンは、アンが事件に巻き込まれたと直感し、犯罪が多発することで「キリング・フィールド(殺人地帯)」と呼ばれる危険地帯へと向かう。ブライアンからの連絡を受けて駆けつけたマイクと共に、ブライアンは瀕死のアンを見つける。アンをマイクに預け、ブライアンはマイクの犬と共に犯人を追うが、犯人ともみ合いになり、撃たれてしまう。一方、アンを救急に預けたマイクはブライアンのもとに急ぐが、そこに電話がかかり、ブライアンが死んだと知らされる。電話の発信元がアンの家付近であることから、真犯人がアンの母親で娼婦のルーシー(シェリル・リー)の「客」の1人で以前から怪しいと睨んでいたライノであると気付いたマイクはアンの家に向かう。アンの家の前からマイクがかけた電話をきっかけに、ライノがアンを殺したと知らされたルーシーがライノと揉め、殺し合いとなる。マイクがかけつけると、ルーシーとアンの兄は死んでおり、ライノも瀕死の状態にあった。数ヶ月後、アンはかろうじて助かったブライアンと再会する。

クロエ・グレース・モレッツもの。テキサスに実在する犯罪多発地域で起きた連続少女失踪事件を追う2人の刑事の姿を描く。先日観た『マーシュランド』とちと似てる。あちらの方が雰囲気が重い。面白い作品ではあるけど、上出来とは言い難い面もある。ミスリードが上手く行ってるとは言えんし、数々の伏線を全く無視してしまうのは如何なものか。TVドラマ『ツイン・ピークス』のローラ・パーマー役のシェリル・リーが懐かしい。すっかりおばさんに。
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こちらのキリング・フィールズ 失踪地帯レビューも参考に
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2017年06月18日

デッドフォール 極寒地帯


2017.Jun.17
☆☆☆★★
アディソン(エリック・バナ)とライザ(オリヴィア・ワイルド)兄妹は、カジノ強盗で手に入れた金を手に逃走中、車がクラッシュ。猛吹雪のなか、警察の追手から逃れるため2人は二手に分かれ、カナダとの国境付近で落ち合うことを約束する。アディソンは大混乱を招きながらも山野を横断する一方、ライザは元ボクサーのジェイ(チャーリー・ハナム)の車に拾われる。ジェイはオリンピックで銀メダルを獲るも、八百長試合で実刑判決を受け、出所した当日に自分を裏切ったコーチを殴打、カナダとの国境沿いに住む両親(クリス・クリストファーソン、シシー・スペイセク)のもとへ逃走していた。ジェイを逃走手段として利用するだけのつもりだったライザだが、2人は激しく求め愛し合う。犯罪を繰り返しながらアディソンはジェイの両親宅に到着し、2人を人質にとる。感謝祭の夜、そこへ帰ってきたのは、ライザを連れたジェイだった。更に、ジェイの手配を知らせにハンナ巡査(ケイト・マーラ)が、アディソンを追ってきたハンナの父でもあるベッカー警部(トリート・ウィリアムズ)がジェイの実家へ現れる。

オリヴィア・ワイルドもの。強盗犯の兄妹が、様々な出会いと思惑が混じり合う中、極寒の地で逃走劇と銃撃戦を繰り広げるお話。『ヒトラーの贋札』のステファン・ルツォヴィツキーが監督。善悪入り乱れて実家に集まってくるのが面白いね。オリヴィアの魅力も出てますな。それぞれが愛を発見・再認識するのだな。
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こちらのデッドフォール 極寒地帯レビューも参考に
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