2019年08月19日

黄金のアデーレ 名画の帰還


2019.Jul.06
☆☆☆★★
Woman in Gold (2015) on IMDb

1998年、LA。マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、小さなブティックを切り盛りしながら、夫亡きあとも一人で溌剌と暮らしていた。ある日、ユダヤ人として波乱の人生を共にした姉のルイーゼが亡くなり、彼女が故郷のオーストリア政府にナチスに没収された絵画の返還を求めようとしていたことを知る。法が改定され、近々過去の訴えの再審理が行われるのだ。姉の遺志を継ぐと決めたマリアは、友人の息子で弁護士のランディ・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)に相談を持ちかける。彼は一度独立したがうまくいかず、妻パム(ケイティ・ホームズ)と赤ん坊を養うために再び雇われの身となっていた。問題の絵画はベルベデーレ美術館が所蔵するクリムトの名画で、モデルになったマリアの伯母アデーレ(アンチュ・トラウェ)が遺言で寄贈したとされているが、マリアも姉も遺言書など見たこともなかった。マリアは、家族や全てを奪われ友人を殺された国に二度と戻る気はなかったが、実の娘のように可愛がってくれた伯母の面影を胸に過去と向き合う旅に出ることを決意。ウィーンに着き、かつての自分の家の前に佇み、偉大なアーティストや音楽家、作家たちが出入りした日々をマリアは懐かしむ。その時、ジャーナリストのフベルトゥス・チェルニン(ダニエル・ブリュール)が2人の手伝いをしたいと声を掛ける。政府は国のイメージアップとして返還を持ち出したが、重要な美術品は手放さないはずだというのだ。その後、美術館を訪れたマリアは伯母が描かれた絵画との再会を果たし、当時を思い出す。ヒトラー率いるナチスの軍隊をオーストリアの人々は歓喜のなか花を投げて迎えた。一方、ユダヤ人は次々と捕えられ監視下に置かれ、マリアの家族も国外脱出どころか近隣への外出さえ制限された。フベルトゥスの力添えで、美術館の資料室からアデーレの遺言書が見つかる。確かに寄贈すると記されていたが、夫の死後という条件が破られていた。しかも絵画の所有権は実は伯父にあり、マリアと姉に全財産を残すという伯父の遺言だけが法的な効力を持っていた。審問会の日。審問会は新たな証拠を却下して返還を拒否、文化大臣は「ご不満なら残る道は裁判です」と言い放つ。マリアは毅然と「恥を知りなさい」と一喝するが、この国で裁判を起こすなら180万ドルという法外な預託金が必要だった。9か月後。何とか法の抜け道がないかと仕事の合間に勉強を続けていたランディは、アメリカで訴訟を起こせる条件を見つけ出す。過去は忘れたと一度は拒んだマリアも、ランディが事務所を辞めてまでこの戦いに全てを懸けようとしていると知り心を決める。一人の女性と新米弁護士がオーストリア政府を訴えるという前代未聞の裁判が幕を開ける。

ナチスに略奪された“黄金のアデーレ”の正当な持ち主として名乗り出た82歳の女性が、駆け出し弁護士とともにオーストリア政府を相手に一歩も引かない返還闘争を繰り広げるさまと、激動の時代を生きたその家族の物語を描く。外国相手の訴訟とは大変だ。至宝を手放したくない国の尊厳と、オーストリアがナチに肩入れした結果として迫害や略奪がなされた経緯との闘い。後者を訴えかけるランディの弁論には、打たれるものがあります。映画では全く触れられてなかったけど、裁判で所有権が認められた2006年の内に売却されてるのだそうで。
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2019年08月18日

シューテム・アップ


2019.Jul.06
☆☆☆★★
Shoot 'Em Up (2007) on IMDb

冬、深夜のNY。ホームレスのスミス(クライヴ・オーウェン)はニンジンをかじりながら、人気のない裏道に座り込んでいた。その前を妊婦(ラモーナ・プリングル)が必死の形相で通り過ぎ、その後をヤクザが追って行く。スミスは彼らの後を追って廃墟に駆け込み、妊婦を助ける。男の仲間も次々とやってくるが、スミスは拾った銃で応戦する。妊婦は産気づき男の子を産むが、流れ弾に当たって絶命。スミスは赤ん坊を抱いて闇の中へ逃げる。男たちのボス、ハーツ(ポール・ジアマッティ)はそれを苦々しく見ていた。スミスは公衆トイレで“ローン・マン”(グレッグ・ブライク)に襲われる。それもかわした彼は赤ん坊を預けるため、昔馴染みの娼婦ドンナ(モニカ・ベルッチ)のいる売春宿を訪れる。“オリバー・ツイスト”にちなんでオリバーと名付けた赤ん坊に防弾チョッキを着せ、3人はスミスが潜む廃墟に身を隠す。ハーツは元FBIのプロファイラーで、人の思考や行動を読み取ることができる。その能力でスミスたちの居場所を突き止めると、50人の部下とともに急襲。しかしスミスはガンさばきで敵を圧倒し、逃走。ヘビメタを聴くと笑顔を見せるオリバー。胎教にヘビメタを聴いていたと考えた2人は、ヘビメタクラブ“シン・ビン”の2階に研究所を発見する。そこには1人の男の大量の精子と、治療用の骨髄血があった。同じDNAを持ったドナーからの骨髄移植は成功率が高いことから、オリバーは骨髄移植のために生み出された赤ん坊であることがわかった。スミスは有力紙やテレビ局に通報するが、ハーツ一味を操る銃メーカー、ハマーソン社のハマーソン(スティーブン・マックハッティ)と、次期大統領候補ラトリッジ上院議員(ダニエル・ピロン)によって報道は規制されていた。スミスは、ドンナとオリバーを大陸横断バスに乗せる。そしてラトリッジ直属のエージェントだったローン・マンと連絡を取り、最終決戦のため、空港の大統領候補者専用機へ赴く。

モニカ・ベルッチもの。子守りをせざるを得なくなったさすらいの一匹狼のガンマンと犯罪組織の大乱戦を描く。ガンアクションのアイデア満載で楽しいね。エッチ中に襲撃され合体したままの攻防は笑える。
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2019年08月17日

コールド・スキン


2019.Jul.05
☆☆☆★★
Cold Skin (2017) on IMDb

1914年。夢破れた青年フレンド(デヴィッド・オークス)は、新しい気象観測員として南極海の果てにある無人島に赴く。彼のほか変わり者の灯台守グルナー(レイ・スティーヴンソン)がいるばかりと思いきや、夜更けに差しかかると、人ならぬ生き物が大挙して押し寄せてきた。灯台を要塞とした、2人VSクリーチャーたちの戦いが始まる。

アルベール・サンチェス・ピニョルの『冷たい肌』が原作。孤島に気象観測員として赴任した男と灯台守の2人が、灯台を要塞に謎のクリーチャーと命懸けの激闘を繰り広げるお話。半魚人のような生物との未知との遭遇。敵対や共感が入り交じる、複雑な感覚。なかなかダイバーシティが浸透できない人類への警鐘とも言えるのかも。
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2019年08月16日

殺人者の記憶法


2019.Jul.05
☆☆☆★★
Memoir of a Murderer (2017) on IMDb

獣医のビョンス(ソル・ギョング)は、アルツハイマーで元連続殺人鬼という顔を持ち、日々の出来事を“録音"することを習慣に過ごしていた。ある日、接触事故を起こし謎の男テジュ(キム・ナムギル)に出会う。その目つきに彼もまた殺人犯だと確信し、警察に通報するが、実はテジュは警察の人間であり、まともに取りあってもらえない。やがてテジュは、ビョンスの愛娘ウンヒ(キム・ソリョン)の彼として目の前に現れる。ウンヒが次の標的だと確信したビョンスは、1人でテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーにより記憶は途切れ混乱していく。そんななか、再び連続殺人事件が発生する。

キム・ヨンハの同名小説が原作。アルツハイマーの元連続殺人鬼が、途切れる記憶に苛まれながら新たに出現した若い殺人鬼から娘を守ろうとするお話。現在の連続殺人犯を追うのが過去の連続殺人犯で、しかもアルツハイマーで記憶が飛んでしまう設定が面白い。そのお陰で、どちらが真犯人なのかが揺れたり、危機を招いたり、自分の娘を殺ってしまうのではというサスペンス性を高めるのに成功している。
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2019年08月15日

ダブルフェイス 秘めた女


2019.Jul.05
☆☆☆★★
Don't Look Back (2009) on IMDb

作家を目指している女性ジャンヌ(ソフィー・マルソー)は、子供の頃の交通事故の影響で8歳より前の記憶をなくしていたが、今は夫テオ(アンドレア・ディ・ステファノ)と息子、娘の4人で幸せに暮らしている。ある日、ジャンヌは家の内装や家族の姿に違和感を覚えるようになると、徐々に精神のバランスを崩していき、遂には自分の顔が別人(モニカ・ベルッチ)になっていることに気付く。更に夫をはじめ、息子や娘、実家の母親までもが別人になっていることに気付いたジャンヌは、実家で幼い頃の写真を見つけ、そこに「本当の母親」の姿を見る。ジャンヌは真相を明らかにするために、その写真を撮ったイタリアに向かう。写真の場所を見つけたジャンヌは、そこで写真の女性ヴァレリーを見つける。ジャンヌの姿を見たヴァレリーは一瞬動揺を見せるが、自分を母と言い出すジャンヌに冷たい態度を取り、その場を去る。ジャンヌはホテルに戻るが、ヴァレリーの息子ジャンニが様子のおかしいジャンヌを心配して、ホテルの部屋を訪れる。夫テオと同じ姿をしているジャンニにジャンヌは熱く迫り、2人はベッドを共にするが、記憶が甦りつつあったジャンヌはジャンニを拒む。その夜、導かれるように街に出たジャンヌはヴァレリーの家にやって来る。そこでヴァレリーとジャンニの会話を盗み聞きしたジャンヌは、自分がヴァレリーの娘ローザマリアであり、ジャンニの父親違いの姉であることを知る。そしてヴァレリーから、ジャンニの父親である今の夫がヴァレリーの連れ子であるローザマリアを愛せなかったことを聞かされる。

モニカ・ベルッチもの。家族と共に幸せな毎日を送る作家を目指す女に、顔や体が変化するばかりか、夫や母親まで別人に変わってしまう異変が起き、真相を探りにイタリアへと向かうお話。この手の展開なので、倒叙法で描かれてます。本人が記憶を無くしているのだから、それに卑怯な感じはしないね。本人と共に気付いていく哀しい過去に共感できれば、楽しめます。ソフィーとモニカの組み合わせは、だいぶタイプが違うので意外。仏と伊と考えれば自然でもあるな。
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2019年08月14日

沈黙の処刑軍団


2019.Jun.30
☆☆★★★
Force of Execution (2013) on IMDb

裏社会を牛耳るアレクサンダー(スティーヴン・セガール)の右腕であるハースト(ブレン・フォスター)は、アレクサンダーの指令である男を消すために重犯罪刑務所に潜入する。しかし刑務所内にいる身内により罠に嵌められ、別の男を殺害してしまう。その男の兄の報復を受けたハーストは、両手の骨を粉々に砕かれ、落とし前をつけるためにアレクサンダーにも追放され、堅気になることを強いられる。一方、ハーストを嵌めた受刑者のアイスマン(ヴィング・レイムス)が釈放され、手下とともに次々と町のギャングたちを取り込み、アレクサンダーを押しのけて暗黒街のボスの座を奪う計画を企てていた。ハーストは、ダイナーの女主人や、陰のあるその料理人オソ(ダニー・トレホ)の世話になりながら、その日暮らしの身に落ちぶれていた。ハーストは、オソから受けたメキシコ産のサソリ毒による危険な療法により、奇跡的に身体を元の姿に戻していく。しかし、アレクサンダーがそのダイナーのオーナーであったことから、その店もアイスマンの標的となり、ハーストもオソともども抗争に巻き込まれる。そんな彼らを気にかけながら、アレクサンダーは引退を懸けて徹底抗戦を決意する。

ダニー・トレホもの。街の顔役と、出所したばかりの新興黒人ギャングの抗争が勃発するお話。ダニーとセガールの共演なので観た。ダニーは、セガールのダイナーの雇われ料理人役で、見どころがないぞ。セガールのシマに割り込んできた新手のギャングに対し、穏便にすまそうとするところに強引に介入したことでセガールの堪忍袋の緒が切れるパターン。
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2019年08月13日

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー


2019.Jun.30
☆☆★★★
Wolf Warrior 2 (2017) on IMDb

義侠心から事件を起こし懲罰中のレン・フォン(ウー・ジン)は、上官であり恋人でもあったロンがアフリカで殺害されたと知り、軍を去る。その後はアフリカの某国にたどり着いてフリーのボディガードになるが、そこでヨーロッパの民間軍事会社「ディランコープス」を黒幕とする叛乱が勃発する。反乱軍が政府軍を襲い、中国政府が国際法上動けない。レンは単独でチェン博士救出の特殊任務に赴くも、博士は殺されてしまう。レンは博士から娘のパーシャを託され、レイチェル医師(セリーナ・ジェイド)と共に、いまだ残る中国人と現地民たちを守るため工場へと向かう。工場には、熟練の老兵ホーと武器マニアの御曹司イーファンがいた。レンは彼らとともに、反乱軍および「ディランコープス」首領であるビッグ・ダディ(フランク・グリロ)およびその手下達と交戦する。

特殊部隊“戦狼”の元隊員が、アフリカで危険に晒された中国人たちを救出するために反政府勢力に立ち向かうお話。『ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊』の続編。興行収入1000億円を記録した、中国で空前のヒットだったらしいが、それ程面白くないな。映画産業が中国市場を重視するのはわかる。US軍他が次々と戦地を去る中、中国のみが正義を果たす的プロパガンダが鼻につくね。
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2019年08月12日

バッド・ウェイヴ


2019.Jun.30
☆☆★★★
Once Upon a Time in Venice (2017) on IMDb

カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のヴェニス。西海岸でも有数の観光地として知られる美しい海岸沿いの町で探偵業を営むスティーブ(ブルース・ウィリス)は、窮地を救ってくれた友人の頼みでギャングのボス・スパイダー(ジェイソン・モモア)に奪われた車を取り返しに行く。激しい銃撃戦の末、何とか車を奪還したスティーブだったが逆にスパイダーの恨みを買ってしまい、襲撃を受けた挙句、愛犬のバディを誘拐されてしまう。再度スパイダーのアジトに向かったスティーブだったが、そこにバディの姿はなかった。そんななか、スティーブはバディを救い出すため、バディと麻薬を持ち逃げした彼の妻の捜索を取引する。離婚寸前の親友デイヴ(ジョン・グッドマン)やユダヤ人の悪徳不動産屋からの依頼も同時に解決しなければならず、彼は助手のジョン(トーマス・ミドルディッチ)と共にヴェニスの町を奔走する。

ファムケ・ヤンセンもの。ギャングとのトラブルに巻き込まれた探偵のコミカルな騒動を描く。ブルースのついてない巻き込まれ型だが、『ダイ・ハード』なアクションではなくコメディ。ブルースの全裸でスケボーや女装が特色だけれど、コメディタッチは出るものの、特段面白いわけではないね。ファムケは良く出演したものだ。ジェシカ・ゴメスのセクシーさが、一番の見どころかも。
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2019年08月11日

世にもエロスな物語〜禁断に悶える女たち〜

2019.Jun.30
☆★★★★
禁断に悶える女たちを描いた3話のオムニバス作品。
悶え乱れる美人妾婦(めかけ恋女-逃れられない淫虐の関係-):とある山村で細々と旅館を経営する恵理子(三浦恵理子)。若い時から大地主の妾として囲われ、長年にわたる手篭め生活にあきらめと不安の一途を辿っていた。ある日、宿客の写真家片山は、恵理子の美貌に惹かれて行く。夜な夜な手篭めにされる恵理子。ただの妾になり下がっていることに反発を覚える片山は、恵理子との散歩中に愛を告白する。恵理子は今までに無かった恋心を感じていく。二人の関係に感づき、村のチンピラを使って片山を痛めつける。愛情が芽生え、ついに男と女の関係になってしまう。
映像を撮られる美人若妻(ブルーフィルムの若妻-夫には言えない淫らな秘密-):昭和40年。夫が背負った借金の為に、奉公働きをしている健気な妻、加奈子(飯岡かなこ)。九州の炭鉱で期間工として働く夫を思いながらも、借金の返済延滞を理由にブルーフィルム製作者の伯父に手篭めにされていく。
禁断愛 快感に燃える若妻(淫らになるほど美しく -義兄との禁断愛-):急な転勤のため居候することになった義兄。夫にはない逞しさに惹かれていく妻の優希(夏目優希)。お互いの見つめる熱い視線が絡み合う。愛してはいけない人を愛してしまっい、燃える官能を押さえきれなくなった二人。情熱的な愛撫に肌を焦がれ下腹部を疼かせる優希。許されない禁断の快感に燃える。

ストーリー的にはお約束のものばかりで、新鮮味はないな。飯岡かなこ、夏目優希はビジュアル的に許せるけど。
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2019年08月10日

三人の女性への招待状


2019.Jun.29
☆☆★★★
The Honey Pot (1967) on IMDb

セシル・フォックス(レックス・ハリソン)のベニスの邸宅に、一見やくざ風の男ウィリアム・マクフリー(クリフ・ロバートソン)が訪ねて来た。彼は新聞に載ったフォックスの求人広告を見て来た、売れない役者だった。死期の近いフォックスは、退屈しのぎに彼が昔つきあった3人の女性を集めて、3人3様の反応を見て楽しみたいと思い、その舞台監督兼秘書としてマクフリーを雇ったのだった。3人の女性とは、セクシー・クイーンとしてハリウッドに君臨しているマール・マッギル(エディ・アダムス)、貴族的な風貌のプリンセス・ドミニク(キャプシーヌ)、そしてフォックスの最初の熱烈な恋の相手だったシェリダン夫人(スーザン・ヘイワード)の3人。彼女らはフォックスからの手紙を受けとると、いそいそとベニスへ向かう。その他に、シェリダン夫人の身のまわりの世話をする秘書サラ・ワトキンズ(マギー・スミス)の顔も見えた。3人の女性は、懐かしいフォックスに心からのプレゼントを贈った。それが申しあわせたように豪華な時計だった。フォックスはやがて寝室に閉じこもり、腹に一物ありそうな女たちの諍いや、かけひきを細かに観察したウィリアムの報告を楽しみ始める。またウィリアムは舞台監督としてではなく、優雅な闘いを続ける3人の女たちに深入りしだした。そして彼の不吉な予感は的中し、舞踏会の翌朝、シェリダン夫人の死体が発見される。

トーマス・スターリングのミステリー小説を、フレデリック・ノットが戯曲化したものが原作。莫大な遺産を巡る富豪と女性たちの駆け引きの行方を描く。様々な騙しものや名探偵ものの元になった作品らしい。ゲームのはずが殺人事件に転換し、殺人の価値が崩されていく。どんでん返しを重ねて価値を否定していった末、無関係の者が得をする、のほほんとしたオチも良いね。富豪や舞台監督が主役のようで、結局秘書サラが主役を奪ったのね。
こちらの三人の女性への招待状レビューも参考に
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posted by どん at 21:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする